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WBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)元スーパーフライ級王者で、現在は4階級上のスーパーフェザー級でWBC5位にランクされるクリスチャン・ミハレス(36=メキシコ)が6月16日、メキシコのドゥランゴ州ゴメスパラシオで元WBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級王者ウィルフレド・バスケス・ジュニア(34=プエルトリコ)と戦うことになった。ミハレスはこの試合を最後に引退すると報じられている。
このところ10連勝(3KO)と好調を維持しているサウスポーのミハレスだが、今年2月には内定していたWBCスーパーフェザー級王者ミゲール・ベルチェル(メキシコ)への挑戦をキャンセルしている。すでに引退のプランが進行中だったのかもしれない。69戦59勝(27KO)8敗2分。
対するバスケス・ジュニアは10年から11年にかけてWBOスーパーバンタム級王座に君臨したが、ホルヘ・アルセ(メキシコ)に敗れて無冠になってからは負けが目立つようになり、16年10月のファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)との元王者対決で11回TKO負け、3連敗となったあとはリングに上がっていない。ミハレス戦が1年8ヵ月ぶりの試合となる。32戦24勝(19KO)7敗1分。
ペペ・ゴメス・プロモーターは「ミハレスはグレートな世界王者だった。そんな彼の引退試合をファンの前で催したい」と話している。