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日本×フィリピン合作映画「DitO」(ディト)の完成披露上映会が3日、都内で行われ、主演・監督を務めた結城貴史さんと、俳優の田辺桃子さん、尾野真千子さんが舞台挨拶をした。
イベントには、結城さんと親交が深いWBA(世界ボクシング協会)・WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級統一王者の寺地拳四朗(32=BMB)がスペシャルゲストとして花束を持って登場し、本作の完成を祝福した。
映画は、7月26日(金)からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。
イベントには、結城さんと親交が深いWBA(世界ボクシング協会)・WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級統一王者の寺地拳四朗(32=BMB)がスペシャルゲストとして花束を持って登場し、本作の完成を祝福した。
映画は、7月26日(金)からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。
結城貴史さんと交流があり実現
2018年に拳四朗がスパーリング合宿のために、結城さんは映画の撮影の打ち合わせでフィリピンのエロルデジムに来ていた時に拳四朗から「映画を撮られているんですか?」と声をかけて交流が始まったという。その後、三迫ジムで一緒にトレーニングするなど、交流を深めてきた。拳四朗は「マスボクシングをしたが、やられた気がする」と話し、会場の笑いを誘った。
「DitO(フィリピンのタガログ語で"ここ”という意味)
本作は、日本に妻子を残し、異国の地・フィリピンで再起を図るプロボクサー神山英次(結城)の前に一人娘の桃子(田辺)が現れる。再開した父と娘は、衝突しながらも徐々に親子の絆を深めていく。そんな40歳を迎えた神山に、ラストチャンスとなる試合の話が舞い込んでくるというストーリーで、今を生きるための居場所「DitO(フィリピンのタガログ語でここ=here)」を求めて、親と子の絆と成長を描く圧巻の人間ドラマだ。
マニー・パッキャオが出演
作品には、元世界6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(45=比)が海外映画初出演している。結城さんは、「映画の裏テーマとして、Age is just a number(年齢はただの数字だ)という言葉があるが、パッキャオが普段口にしている言葉で、どうしても彼に作中で言ってほしかった。撮影で使っていたジムにパッキャオが若いころ、来ていたことがあり交流が始まった。本当に奇跡のような出会いでした」と、パッキャオが出演した経緯について話した。