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[前日計量]2018.11.6

ド迫力の打撃戦に期待!

 明日7日に後楽園ホールで開催される「ホープフルファイト.29」のメインイベント、日本ミドル級挑戦者決定戦の前日計量が6日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われた。計量をパスした同級1位の西田光(川崎新田)と同級2位の加藤収二(中野サイトウ)が決戦に向けて意気込みを語った。
再起戦の西田
 3月に竹迫司登(ワールドスポーツ)の挑戦を受けた西田は、初回TKO負けで王座を陥落。一時は引退も考えたが、再びリングに上がる決意を固めた。相手の加藤を、「強くて怖さのある選手」と評価した上で、「好戦的なタイプなので先手を奪いにいく。サウスポー対策も万全」と自信のコメントを残した。
相手の心を折る
 リミットちょうどの72.5kgでパスすると、「ここ最近はパンチを芯でもらっていたので、ディフェンスの修正に努めた。当然のことだが、まずは明日の試合に集中する」と拳を握った。
尊敬する西田さんに下剋上をはたす
 一方、200gアンダーの72.3kgで秤を降りた加藤は、昨年の全日本ミドル級新人王。A級初戦で挑戦者決定戦を行うことになった。加藤は、「ここまでくるのは早かったが、会長にチャンスが来るかもしれないと言われていたので、心の準備はしていた」と語ると、「西田さんは戦車のような圧力があるが、どうにか崩したい。負けるつもりはない」と静かに闘志を燃やした。
 加藤は、4日にジムの後輩である荒川竜平(29)が東日本新人王を獲得し刺激を受けたと言うと「明日の試合を勝って12月の全日本新人王決定戦につなぐ」と、決意を口にした。

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