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愛知・刈谷あいおいホールで開催される「KNOCK OUT BOXING vol.8 」の前日計量が14日、東横イン刈谷で行われ、メインイベントで対戦する村井貴裕(32=名古屋大橋)と秋間瑞輝(32=宮田)がスーパーバンタム級8回戦の計量に臨んだ。明日のアンダーカードは、スーパーバンタム級が4試合組まれている。
計量会場に先に入った村井は55.2kgで計量をクリアすると、「いつも通り、平常心」と明日の試合のテーマを口にした。「一回引退して、29で復帰した時に、後輩がチャンピオンになってたんで、不思議な感覚があった。グリーンツダジム時代の後輩の下町俊貴(グリーンツダ)が活躍してるのを見て、ざわーっときた。自分はなにしてんだろうと思った」と、ボクシングと向き合い直した実力者が、明日、ランキング入りを目指して、今後を左右する大一番を迎える。
対戦相手の秋間に関して「パンチ力もあるし、成績以上に強いと思う。頭を使うボクシングができる」と高く評価した。それでも、「(自分の)ペースに持って行けたら勝てる」と、意気込みを語った。
55.0kgで計量をクリアした秋間は、「体調はいつも通り」と落ち着いた様子で、「どの試合も大切」としつつも「勝ったらランキングに入る可能性が高い試合」と、明日の8回戦を位置付けた。
2016年3月16日のデビュー以来、14戦7勝(4KO)5敗2分の戦績を残してきたが、「連勝してないので、ジンクスを破りたい」と自身を鼓舞した。
宮田ジムのジム頭だった藤岡飛雄馬(32)が8月2日に引退試合を迎えたことで、同ジム唯一のA級選手となったことで、少しずつ心境の変化があったのも垣間見えた。初のランキング入りと初の連勝を目指して、ジム頭としての初陣を前に秋間は、「楽にはいかない」と気持ちを込めた。