[立ち話]2025.9.1
メキシコ逆輸入ボクサー木谷陸に注目!
メキシコでプロボクサーとして活動した後、今年3月から活動拠点を日本に移した木谷陸(24=KG大和)は、9月9日(火)、後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル142」のセミファイナル・スーパーフェザー級8回戦で、WBCアジア・スーパーフェザー級王者の龍王(中井龍からリングネーム変更/27=角海老宝石)と対戦する。
幼少期に大阪・ハラダジムでボクシングを始めた木谷は、高校時代にインターハイ3位、国体準優勝の実績を残す。卒業後は、単身でメキシコに渡り、現地でプロボクサーになった。
「高校の時にお世話になった先生から、メキシコに行ってみないか?」と声を掛けられたことがキッカケで、メキシコシティのパンチョ・ロサレスジムでトレーナー兼プロモーターの古川久俊氏に指導を受けて、11戦8勝(3KO)3敗の成績を残した。
現地では、世界2階級制覇王者のレイ・バルガス(34)やWBC世界スーパーバンタム級1位のアラン・ピカソ(25)といった、メキシコのトップ選手ともスパーリングをしていたという。
「当初は、デビュー戦だけやって帰国しようと思っていたのだが、住みやすいので」と4年間滞在した。しかし、次第に状況が変わってくる。
木谷は、「ちょっとでも名前が知られてくると、試合が決まらなくなった。試合が決まっても、自分よりはるかにキャリアがある相手で、試合の1週間にオファーが来たりで、結局、それも流れることが多くなってきて…。これは時間の無駄だなと思うようになったのと、以前から日本で戦いたいなと思っていた」と帰国を決意し、今年3月に古川氏の紹介でKG大和ジムに入門した。
日本での試合で、いきなり実力者の龍王と激突する。「ガッツがあり、全体的にレベルが高い」と警戒する。その上で、「メキシコと日本のスタイルを融合した、他にはいないスタイルが自分の強み。メキシカンスタイルは、相手にとってやりにくいはず」と自信を示す。
今秋から「フェニックスバトル」では、新企画スーパーフェザー級優勝賞金1000万円トーナメントを開催予定で、世界ランカーや各団体のチャンピオン、ランカーやA級ボクサーを広く募集している。
「フェザー級でもできるが、メキシコではスーパーフェザー級でもやっていた。(龍王選手に)勝ったら出場したい」と色気を見せた。
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