天海ツナミがジャカルタでリマッチ

　初回こそサウスポー・スマエヘの左クロスを浴びた天海だが、2回からプレスをかけると3回に左フックでダウンを奪った。その後もボディに的を絞るとコーナーに詰めて連打で攻勢。守勢を強いられたスマエヘはリターンの右フックを返すので精一杯。7回、スマエヘは手数を増やして攻め立てたが、展開も引き下がらず。9〜10回は激しい打撃戦で会場を盛り上げた。終始、ペースを握っていた天海の勝利は固いと思われたが、ジャッジ2者はスマエヘを支持。天海にとって悔しい敗戦となった。

試合後は再起を表明

　試合後、フラッシュインタビューに応じた天海は、「負けた気はしないが、スマエヘ選手は前回より強かった。おめでとう」と勝者を称えると、「日本で応援していただいた皆様、申し訳ございませんでした。また、頑張ります」と再起を表明した。