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[試合後談話]2023.4.8

倒し屋対決! 佐々木尽vs小原佳太

 ウェルター級の「日本人最強決定戦」として注目を集めた、WBOアジアパシフィックタイトルマッチが8日、有明アリーナで行われ、チャンピオンの佐々木尽(21=八王子中屋)と、日本タイトルを返上して世界挑戦のチャンスを待つ小原佳太(36=三迫)が対戦。ファン待望の『倒し屋対決』が実現した。

最初にダウンを奪ったのは小原佳太

 徐々に距離を詰めながら、パンチを小原の顔面に集める佐々木に対して、カウンターの右で小原がダウンを奪った。立ち上がった佐々木はダメージを感じさせず、ゴング間際に左フックで小原がバランスを崩した。試合が決まったのは3回。左ボディでダウンを奪い返した佐々木が、右ストレートで試合を決めた。大の字になった小原を見て、レフェリーは間髪入れずに試合を止めた。

佐々木が逆転KO!
 試合後のリングでは、「ウェルター級のチャンピオン達、待ってろよ」と元気よく答えた。「ボクシングが好きなので、やってるだけ」と、試合を決めたシーンを振り返り、練習してきたことができたことと、ダウンを奪ったパンチに関しては、「感触はなかった」ことを伝えた。
佐々木尽(21=八王子中屋)

 入場時に着用したガウンを再びまとって会見場に入ってきた佐々木は、最初にダウンを奪われたが、「ダメージも、焦りもなかった」と振り返ると「この大っきい舞台で、インパクトのあるKOで、(観客を)楽しめさせられて良かった。小原選手は、実績もあるが、やる前から全局面において、自分の方が上と思ってた。小原選手に感謝してますが、この試合は通過点。これからもっと世界に近づけていきたい」と世界チャンピオンを目指して、「しっかり経験を積んでいく」。力強い言葉と笑顔で会見を終えた。

中屋トレーナーと二人三脚で世界を目指す!

 会見に同席した中屋廣隆トレーナーは、「ウェルター級は、バケモンの世界。2年ぐらいかけて、本当のキャリアを積んでいく。アマチュアで100戦以上キャリアを積んだわけでもない、プロでもまだ17戦。プロ叩き上げだもんな」と愛弟子と目を合わせ「尽には、『ボクシングだけで食べていけるようにするから』と約束して、その代わり高校を4年間かけて、卒業するように言った」と、世界を目指す覚悟を誓い合ったことを明かし、「あの時、イメージした通りに成長している」と労った。

小原佳太(三迫)

 試合後に会見に応じた小原だが「倒されて負けたので、記憶が飛んでいます。自分のボクシングができてなかったと思う。負けたな、という感じです。倒したのも覚えてないです」と、スッキリした表情で淡々と答えると「大きな舞台で試合ができて幸せでした」とファンや関係者に感謝の気持ちを伝えた。今後については、「試合直後で曖昧なので」とし、進退に関しては明言を避けた。


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