[試合後談話]2025.5.27
ヘビー級アジアチャレンジ! 1000万円トーナメントが波乱の幕開け!

優勝賞金1000万円の「アジアヘビー級チャレンジカップ」1回戦が27日、後楽園ホールで開催された「Lemino BOXING フェニックスバトル136」で行われ、最重量級の選手たちがド迫力の打ち合いを見せた。
元K-1選手の星龍之介(26=大橋)は、ファン・ジャーイー(22=中国)と激突した。
ファンが左右フックでグイグイと攻め立てると、右フックを叩きつけてダウンを先取。ファイティングポーズを取った星にすぐさま迫ると、右フックでグラつかせてフィニッシュに持ち込んだ。優勝候補の星が1回戦で敗れる波乱の展開に、会場は騒然となった。
会心のKO勝ちを飾ったファンは、「KOは狙っていなかったが、右フックで効いたのがわかったので、一気に仕留めにいった。勝ってまだ高ぶっている」と興奮冷めやらぬ様子で話した。
ボクシングの人気アニメ「はじめの一歩」を見て、10歳でボクシングを始めたファン。「日本で行われる大きなトーナメントに選ばれて驚いた。この調子で、次もKOで勝つ!」と、7月8日(火)の準々決勝に向けて、高いモチベーションを見せた。
また、同大会では試合開始前に、KO勝利に応じた賞金の発表もされた。1ラウンドKOは50万円、2ラウンドでのKOは40万円、3ラウンドは30万円、4ラウンドKOは20万円という設定だ。
ファンは、初回KO勝ちで50万円を獲得、「トレーニング費に充てたい」と語ると、「優勝して得られる1000万円も、より強くなるための資金にしたい」と、さらなる高みを目指す熱意を見せた。
一方、まさかのKO負けを喫した星は動揺を隠せない様子だった。「ガードの裏にもらって効いてしまった。準備段階では調子が良かったが、(相手に)飲み込まれてしまった。明日、世界戦を戦う武居さん(武居由樹)につなげたかったが…」と悔しさを滲ませた。
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