[立ち話]2025.2.9
VADYジムの秘密兵器に注目!

神戸で若手選手育成に定評があるVADYジムが自信を持ってプロのリングに送り出すのが、岡崎寿輝(おかざき・じゅき/23=VADY)だ。
岡崎は、アマチュア68戦50勝(12RSC)18敗、国体3位の実績を残し、いよいよ今春にプロデビュー戦に臨む。
小学1年でボクシングを始めた岡崎は、当初からプロ志望だったが、「高校時代は、インターハイベスト8が最高。このままでは終わるわけにはいかない」と、芦屋大学に進学して腕を磨いた。
主戦場はミニマム級。「普段の体重が50kgなので、さらに身体を作っていきたい」。昨年の春に大学を卒業したが、1年かけてプロで戦えるフィジカルを作り上げて、今回、満を持してプロのリングに上がる。
「昔、石田さん(石田匠/匠ジム会長)の動画を見て気になり、その後、後楽園ホールでの日本タイトルマッチを見て魅了された。自分もこういうジャブを打てるようになりたい」と、徹底的にジャブに磨きかけてきた。
同い年で3月1日(土)に日本タイトルに挑戦する日本バンタム級1位の松本海聖(23=VADY)とは、休日にも一緒に出掛けるほど仲が良い。
「海聖がベルトを獲ってくることを信じている。早く自分も追いつく」と言葉に力を込めた。
「パンチを振り回すのではなく、フルマークの判定勝ちが理想。その上で流れで倒せたら。今年中にランキングに入りたい」と目標を掲げた。
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