[試合後談話]2025.12.20
全日本新人王が決定! 若き才能が後楽園ホールで激突!

第72回全日本新人王決定戦が20日、後楽園ホールで行われ、東日本新人王と西軍代表が日本一の座を懸けて激しい熱戦を繰り広げた。
全試合終了後には表彰式が行われ、三賞(MVP、敢闘賞、技能賞)の受賞者が発表された。
MVP(最優秀選手賞)に輝いたのは、ライト級の出畑力太郎(18=マナベ)。守屋龍之介(24=KWORLD3)との一戦は、序盤から守屋が圧力をかける展開となったが、出畑は冷静なブロックで対応。しかし2回、右ストレートを浴びてダウンを喫する。窮地に立たされたが、ガードを固めながらタイミングを探り、右アッパーで起死回生のダウンを奪取。再開後、右ストレートで勝負を決めた。
高校生ボクサーがMVP!
東日本新人王に続く連続MVPとなった出畑は、「まさか(MVPを)獲れるとは思っていなかった。(ダウンは)気がついたら倒れていた。ダウン後は絶対に仕留めに来ると思ったので、カウンターを合わせた。どんな状況でも冷静に戦うことを心掛けた」と試合を振り返り、「天国で見守ってくれている母に勝利を報告したい。これからも一戦一戦勝っていくだけ」と静かに語った。
高校生ボクサーとして、今年の新人王戦線を大いに盛り上げた出畑は、今春高校を卒業。さらなる飛躍が期待される。
敢闘賞は、スーパーバンタム級の市原涼(23=黒潮)が獲得した。サウスポー八谷洋平(36=RK蒲田)と対戦した市原は、相手の独特のテンポに手を焼いたが、2回に右ボディストレートで効かせて攻勢。右ストレートから返しの左フックでダウンを奪うと、八谷陣営からタオルが投入された。
高知の強打者がパーフェクトレコードを更新!
これで8戦全勝(8KO)と、パーフェクトレコードを更新した市原は、「もしかしたらMVPもあるかと思ったが、とにかく賞をもらえてうれしい」と喜びを語った。西日本新人王MVP、西軍代表決定戦技能賞に続き、今大会で敢闘賞を獲得し、三賞をコンプリート。「今回はKOを狙ったが、次からは狙いません」と笑顔を見せつつも、その破壊力には今後も期待が高まる。
技能賞には、フェザー級の謝花海光(じゃはな・かいり/20=M.T)が選ばれた。豊永太我(20=Woz)との一戦では、序盤から相手の打ち終わりを的確に捉え、着実にポイントを加点。メリハリのある攻撃で主導権を握り、最後までペースを渡さなかった。
中谷潤人以来、ジム2人目の全日本新人王!
表彰式後の取材で謝花は、「賞をもらえるとは思っていなかったのでラッキー。勝ててうれしいよりホッとした」と率直な心境を明かし、「今後はユース王座を狙っていきたいし、倒すボクシングをしていきたい」と次なる目標を掲げた。
日本ボクシング界の未来を占う全日本新人王決定戦。今年もまた、結果以上に強烈な印象と可能性を残す若き拳士たちが誕生した。この舞台で得た経験と自信を糧に、彼らが次なるステージでどんな成長を見せてくれるのか。新人王の称号は通過点に過ぎない。ここから始まるそれぞれの物語に、大きな期待が寄せられる。
シェアする
LINEで送る
// google adsence
if(empty($_SESSION['login'])){
//echo $googleAdsense_multiplex;
//echo $googleAdsense_infeed;
}
?>