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[試合後談話]2025.7.5

WBO-APフェザー級王者の藤田健児が韓国のホープと激戦!

WBO-APフェザー級王者の藤田健児が韓国のホープと激戦!

 WBOアジアパシフィック・フェザー級王者の藤田健児(31=帝拳)が5日、後楽園ホールで開催された「DYNAMIC GLOVE on U-NEXT Vol.34 」のセミファイナルで、同級3位のシム・ハノク(30=韓国)を迎えて3度目の防衛戦に臨んだ。

 世界をアピールしたい藤田は、韓国のホープに力の差を見せることができたのかーー。
V3達成!
 サウスポー同士による一戦は、序盤は藤田が出入りとワンツーで優勢を取るも、シムも左クロスや左ショートを的確に当てて反撃。3回、藤田が左カウンターでダウンを奪い、その後も接近戦やボディ攻撃でシムにダメージを与えると、5回に右ボディで立て続けに倒して、フィニッシュにつなげた。
「ボディは狙っていたわけではない」
 3度のダウンを奪い、見事なKO勝ちを飾った藤田は、充実感とともに、さらなる高みを見据えた決意に満ちていた。「良いKOで倒し切ることができて、そこは素直に良かった」と勝利の実感を素直に語ると、その一方で自身の課題についても言及した。「苦手だった接近戦を意識して、踏み込む勇気や近距離での攻防をテーマにした。被弾もあったが、良い勉強になった」とし、攻防の要となる接近戦の重要性を再認識した。

 試合を決定づけたボディブローについては、「狙ったパンチではない。相手が疲れていたので、ダメージを蓄積させようとした結果。倒せないことが自分の中でコンプレックスだったので、それが一つ払拭できたと思う」と振り返った。
「世界に行くにはムラをなくすこと」
 「世界を狙うなら、もっと圧倒的に面白い試合をしないといけない。近距離でもパンチをもらわずに戦える、バランスを崩さないことを底上げしなければ。相手に合わせすぎる癖も直したい。強い相手でも対応には自信があるが、内容にムラが出てしまう。それを安定させることが、次のステップです」と、自らの成長に必要な要素を明確にした。

 最後に、引き締まった表情でこう締めくくった。「自分は『世界に行ける』と、ただ言うだけの選手ではなく、言わなければならない存在だと思っている。いつになるかわからないが、世界に挑む準備は必要」。自身の立場と覚悟を強く示し、さらなる高みを目指す決意を新たにした。
「相手の方が一枚上だった」
 一方、最後まで食い下がったシムは、「ボディが非常に強かった。いつもとスタイルが違ったが、インファイトでも強さを見せていた」と藤田の強さを評価。一方、試合内容については、「自分もインファイトで応戦し、良い試合になったと思う。ただ、準備はしてきたが、今日は相手の方が一歩上だった」と振り返った。

 今後の展望については、「次戦はまだ考えていないが、次は必ず勝つ」と結果を受け止めつつも、次の挑戦に目を向けていた。
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