[試合後談話]2026.6.24
津端ありさが女子スーパーライト級戦で示した現在地

日本・OPBF東洋太平洋女子スーパーライト級1位の津端ありさ(33=多寿満)が24日、後楽園ホールで開催された「OVER HEAT BOXERS NIGHT.117」のメインイベントに出場。女子スーパーライト級6回戦でドゥアンジェイ・セージアム(タイ)と拳を交えた。
アマチュア全日本選手権優勝の実績を持ちながら、プロではキャリアの浅さからC級でスタート。ここまで着実に勝ち星を積み重ね、日本とOPBF東洋太平洋の両ランキングで1位につける津端にとって、今後のタイトル戦線を占う意味でも注目の一戦となった。
初回から津端がジャブからワンツーで顔を弾き、ペースを掌握。右ボディストレートを織り交ぜながら攻めると、3回にワンツーを決めたところでレフェリーがストップした。
メインイベンターとして役割を果たした津端は「身長が高い選手(180p)でリードが当てにくかったが、スピードは感じなかったので、左を合わせた。顔面ばかり狙ってしまい、ボディに散らせなかったのが反省。TKOで仕留めることができたのは良かったが、力んでしまいコンビネーションが少なかった」と、収穫と課題の両面を挙げながら試合を振り返った。
元日本ミドル級王者で津端を指導する大和田正春トレーナーは、「もっときれいに打てるのに力んでしまった。パンチがあるんだから、力はいらないよ」と、さらなる成長への期待を込めて言葉を送った。
津端は「普段から大澤あねら選手(パンチアウト/日本・OPBF女子フェザー級王者)や男子選手とのスパーリングを重ねているので、この辺で足踏みしているわけにはいかない。圧倒しないといけない」と語った。
さらに、「日本にはスーパーライト級の選手がほかにいないので、どうするんだという声もあるが、川島会長(フラッシュ赤羽ジムの川島勝会長)がチャンスを作ってくださる。チャンスがあれば、次戦にもOPBF王座を狙いたい」と次戦以降への意欲を示した。
一方、敗れたドゥアンジェイは「まだ攻めていたのに、なぜ止められたのか納得できない。津端はパンチはあったが、止められなければ6回まで戦えたし、結果もどうなっていたか分からない」と不満を漏らした。
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