[記者会見]2026.8.31
吉良大弥「倒します」カニサレスと静かに舌戦!
WBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級王座決定戦の記者会見が31日、横浜ベイシェラトンで行われ、決戦を2日後に控えた同級1位の吉良大弥(23=志成)と元WBA・WBC(世界ボクシング評議会)同級王者で同級2位のカルロス・カニサレス(33=ベネズエラ)が顔を合わせた。世界初挑戦の新鋭と、再び頂点を狙う歴戦の元王者が、静かな闘志をぶつけ合った。
試合は、9月2日(水)、横浜BUNTAIで開催される「NTTドコモ Presents Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ」のメインイベントで行われる。
アマチュアで52戦46勝(16RSC)6敗の戦績を残し、2024年6月にプロデビューした吉良は、わずか5戦目で世界戦に臨む。勝てば、田中恒成氏が持つ日本人男子最速タイとなるプロ5戦目での世界王座奪取となる。
最初にマイクを握った吉良は「体調も良く、体重もしっかりと落ちている。明日、計量を終えて、当日は力を発揮するだけ」と万全を強調。この日、初めて対面したカニサレスについて、「アグレッシブだが、ポイントアウトもできるタイプ」と印象を語った。
その上で、「倒します」とニヤリ。プロ5戦目で世界の頂点を狙う23歳は、元世界王者を相手に堂々のKO宣言を放った。
約2年9ヶ月ぶりに来日したカニサレスは、「日本の皆さんに会えるのを楽しみにしてきた。フィジカルとメンタルを鍛えてきた。ハードな試合になるが、必ずベネズエラにベルトを持ち帰る」と王座奪還を誓った。
吉良のKO宣言を受けると、「私には豊富な経験がある。私を倒すのは簡単なことではない。どんな展開にも対応できるよう準備してきた。試合前に拳四朗に、私がどんな選手か聞いてみるといい」と応戦。2024年1月に対戦した現WBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級王者の寺地拳四朗(34=BMB)の名前を挙げ、元世界王者としての自信を示した。
試合のキーポイントを聞かれた吉良は、「12ラウンド、どれだけ集中できるか」と回答。実績十分のカニサレスと向き合い、「勝ちたい気持ちが、より強くなった」と闘志を高めた。
志成ジムの二宮雄介代表は、「吉良はジムに入った時から、世界チャンピオンにすると決めていた選手。4戦目で世界戦をやりたかったが、5戦目でタイ記録。志成ジムに世界のベルトを持ってきて、次につなげてほしい」と期待を寄せた。
日本人男子最速タイの世界王座奪取を目指す吉良と、豊富な経験を武器に返り咲きを狙うカニサレス。世代とキャリアが交差する注目の一戦は、ゴングを待つばかりとなった。
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