[練習開始]2026.1.13
中谷潤人が練習再開。井上尚弥戦を見据えた2026年の第一歩

WBA(世界ボクシング協会)・WBC(世界ボクシング評議会)・WBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級1位の中谷潤人(28=M.T)が13日、神奈川・相模原市内のM.Tジムで2026年の練習をスタートさせた。
中谷は昨年12月27日、サウジアラビア・リヤドで開催された「THE RING V: NIGHT OF THE SAMURAI」に出場。WBC同級10位のセバスチャン・ヘルナンデス(25=メキシコ)と対戦し、驚異的なタフネスを誇る相手に苦戦しながらも判定勝ち。スーパーバンタム級転向初戦を白星で飾った。
今年5月には、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)とのビッグマッチが計画されている。リヤド大会のメインイベント後、井上は「お互いに勝ったのでやりましょう」と対戦実現に意欲を示し、中谷も「どういう状況になるかわからないが、着実に進んでいけたら」と慎重ながらも確かな意思をにじませた。
例年、誕生日の1月2日からジムワークを開始してきた中谷だが、今回はダメージを考慮して休養を優先。「年末年始をこんなにゆっくり過ごしたのは記憶にないくらい久しぶり。食べては寝てを繰り返した」と、家族と穏やかな時間を過ごしたことを明かした。
1月11日にはTBS「情熱大陸」にも出演。競技に向き合う姿勢や人間性が伝わる内容となり、放送後は大きな反響が寄せられたという。
あらためてヘルナンデス戦を振り返り、「入りは良かったが、相手のプレスが強く手数も多かった。止めるために接近戦を選択したが、正面で向かいすぎて良さを出してしまった。アングルを変えて打っていれば、違う展開もあったと思う」と冷静に分析。「こういう展開も想定していたが、気持ちが本当に強い選手だった。反省点は多いが、成長につながる試合だった」と前向きに受け止めた。
「KOできれば盛り上がったが、これがリアル。今後のキャリアにおいて、成長できる試合だった。しっかり向き合っていきたい」。
そう語った中谷は、練習再開初日からシャドーボクシングを4ラウンド披露。静かな動きの中に、確かな決意が込められていた。
この日、バンタム級時代に獲得したリング誌のベルトを初めてジムで披露したが、多くを語ることはなかった。栄光はすでに過去、視線の先にあるのは次の頂のみ。
課題と手応えを胸に、中谷潤人の2026年が本格的に動き出した。勝負の年、その一歩目に迷いはない。
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