[記者会見]2025.12.25
中谷潤人が覚悟のリヤド決戦! スーパーバンタム級初戦へ万全宣言
世界3階級制覇王者で、スーパーバンタム級転向初戦を迎える中谷潤人(27=M.T)が25日、サウジアラビア・リヤドの「Global Theatre Boulevard City Riyadh」で行われた記者会見に出席し、次戦への意気込みを語った。
中谷は12月27日(土)、リヤドのモハメド・アブドゥー・アリーナで開催される「THE RING V:NIGHT OF THE SAMURAI」のセミファイナルに出場。WBC(世界ボクシング評議会)スーパーバンタム級10位のセバスチャン・ヘルナンデス(25=メキシコ)と拳を交える。
スーパーバンタム級転向初戦という大きな節目を迎え、世界的イベントの中心に立つ中谷は、静かな自信と覚悟を胸にリヤドへ乗り込んできた。
記者会見前の囲み取材で中谷は、「順調に仕上がっていて、あとは体重をコントロールするだけ」とコンディションの良さを強調。続けて「相手はパンチがあるので、一発で崩される可能性もある。だからこそ警戒しながら、組み立ててきたものをしっかり出したい。覚悟を持ってサウジアラビアに来た」と静かに闘志をにじませた。
対戦相手のヘルナンデスとは同じホテルに滞在しており、エントランスでグータッチを交わしたという。
初挑戦となるスーパーバンタム級については「相手の耐久力や、自分のスピードとタイミングがどう噛み合うかを確かめたい。バンタム級よりも、この階級の方が自分には合っていると思う。試される場面は多いが、それが楽しみ」と語った。
また前日には、米リング誌の企画で世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)との対談も実現。「プロモーションとして盛り上がるのは良いこと。ただ、今はヘルナンデス戦に集中している」と冷静な姿勢を貫いた。
ヘルナンデスがかつて井上のスパーリングパートナーを務めていた点についても「情報は聞いていない。リングで味わった方が楽しい」と笑顔を見せた。
一方のヘルナンデスは「このチャンスを与えてくれた神に感謝している。最高のパフォーマンスを見せるために、しっかり準備してきた」と決意を口にした。
スーパーバンタム級という新たな舞台で迎える中谷潤人の第一歩。世界を見据える挑戦が、リヤドのリングから本格的に動き出す。
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