[前日計量]2026.8.15
小國以載が経験値で勝負! 元世界王者が重要な一戦へ
元IBF世界スーパーバンタム級王者でWBO同級6位の小國以載(38=角海老宝石)が15日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量に臨んだ。
小國は、明日(16日)、後楽園ホールで開催される「TREASURE BOXING PROMOTION 14」のメインイベント、スーパーバンタム級10回戦でWBO-AP同級11位のアレックス・サンティシマ(26=比)と対戦する。
世界再挑戦を視野に入れる小國にとって、負けられない一戦が目前に迫った。元世界王者として培ってきた経験と駆け引きが試される重要なリングとなる。
32戦目のリングに上がる小國は、スーパーバンタム級リミットの55.3sでクリアした。「ぼちぼち。いつも通りに仕上がった」。そう切り出した小國は、「朝、パンを食べて400gオーバーの状態で家を出たが、これで落ちていなかったらどうしよう? 前回のタパレスみたいにオーバーしていたら負ける流れだと思っていたので、一か八かで来たら成功だったのでよかった」と笑顔を見せた。
初対面したサンティシマについては、「フェザー級でやっていると聞いていたので減量的にどうかなと思っていたが、しっかりと仕上げてきた。体は強そう」と分析。さらに、「ドミンゴが来ていて嫌だなと。彼が連れてくる選手は強いんですよね」と、サンティシマを指導するマイケル・ドミンゴトレーナーを警戒した。
「若くて体力とパワーは向こうが上。自分が上回っているのは試合をこなしている経験。そうはいっても負けるわけにはいかない。タパレス戦よりプレッシャーはある」と気を引き締めた。
世界スーパーバンタム級戦線は、4団体統一王者の井上尚弥(33=大橋)が来年に計画されているWBA世界バンタム級スーパー王者のジェシー・ロドリゲス(26=米)との一戦が決まらなければ、フェザー級に上げる可能性が高く、小國にとっても、再び世界の舞台に立つチャンスが巡ってくるかもしれない。
「そう長くできる余裕はないのはわかっている。チャンスがきたら世界戦がやりたい。まずはどんな形でも勝つこと」。世界再挑戦の機運が高まる中、小國が重要な一戦に臨む。
サンティシマは54.8sで計量をクリア。3度目の来日のサンティシマは500gアンダーの54.8sでクリア。「相手はベテランで上手い選手。前回は後楽園ホールで負けているので(2024年3月に村田昴に7回KO負け)しているのでリベンジのつもりで戦う。この試合に向けてしっかりと準備してきた。判定で勝つつもりでKOはボーナス」と下剋上に静かに闘志を燃やした。
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