[前日計量]2025.9.30
小國以載! 再起戦で原点回帰
元IBF(国際ボクシング連盟)スーパーバンタム級王者の小國以載(37=角海老宝石)が30日、都内の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨んだ。
小國は明日(10月1日)、後楽園ホールで開催される「TREASURE BOXING PROMOTION 10」のメインイベント、スーパーバンタム級8回戦でWBC(世界ボクシング評議会)同級14位のタッタナー・ルワンポン(28=タイ)と対戦する。
試合の模様は、U-NEXTでライブ配信される。
先に秤に乗った小國は、スーパーバンタム級リミットを100g下回る55.2sでクリア。「減量は上手いけど、試合の方がアカン」と冗談を交えつつも、節目の30戦目に向けて表情を引き締めた。
節目の30戦目
今年5月のWBOアジアパシフィック同級王者の村田昴(28=帝拳)に挑戦して以来のリングで、再起を懸けて臨む一戦だ。
「勝たないと次はない」
「明日の試合を勝たないと次はない。内容は問わない。どんな形でもいいから必ず勝つ」と覚悟を語った。
「カシメロ戦以降、打ち合いが多くなっている。相手は前に出てくると思う。自分は足を使ってボクシングを貫く。打ち合いは避けつつ勝負どころでは攻め、ボディを効かせることができれば最高」と原点回帰を宣言。アウトボクシングでの復活、そして再び世界ランキングへの返り咲きを狙う。
37歳となった今、「スパーリングをしていても若手と比べると回復力の差を感じる」としつつ、「同世代の尾川堅一さん、井岡一翔の活躍に刺激を受けている」と静かな闘志を燃やした。
キャリアの集大成に差し掛かった小國が、明日のリングでどんな答えを示すのか注目だ!
一方、初来日のタッタナーは55.0sでクリア。「私の方がスピードがある。KOするのがベストだが、大差判定でも勝つ」と自信を見せた。
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