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2000年10月18日のプロデビュー以来、ミニマム級の主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)すべての世界王座を獲得した高山勝成(41=石田)が28日、大阪・寝屋川市内のジムで開かれた記者会見に出席し、次戦に向けた意気込みを語った。
高山は、12月18日、フィリピンで最も知名度が高いマイナー団体として有名なIBO(国際ボクシング機構)同級王座決定戦で、7戦全勝(3KO)のカー・ルー(23=豪州)と対戦する。
高山は、12月18日、フィリピンで最も知名度が高いマイナー団体として有名なIBO(国際ボクシング機構)同級王座決定戦で、7戦全勝(3KO)のカー・ルー(23=豪州)と対戦する。
「IBOタイトルは目標の一つ」
取材に応じた高山は、石田ジムへの移籍時に掲げた2つの目標に触れ、そのうちの一つがIBO王座挑戦であることを明かした、高山は「月日は流れ、このタイミングでの挑戦となったが、チャンスが巡ってきたので、大変うれしく思っているし、興奮している」と、現在の心境を素直に語った。
昨年9月以来のリング
ボクシングの先にある夢についても触れた。「新しい景色が見たい。そして、私は教員免許を持っていて、将来的にボクシングを引退した際には、教師として生徒や同世代の方々に何かを伝えたいと思っている。今、戦っていることが将来に向けての教材作りにつながると感じている」と、将来へのビジョンを明かした。
ミニマム級での試合は8年4ヶ月ぶり
高山にとって、ミニマム級での試合は、2016年8月に行われた加納陸(大成)とのWBO世界ミニマム級王座決定戦以来、実に8年4ヶ月ぶりのことだ。「この1年、ずっと準備してきていたので、再び1階級下げることにも問題ない」と冷静に語った。
「挑戦する姿を見せたい」
「カー・ルー選手は若さと勢い、そして野心を持って戦いに挑んでくるはず。彼にとっては、自分に勝つことでWBC王者のジェルサエム(メルビン・ジェルサエム=比)への挑戦をアピールする絶好のチャンス。緊張感を持って臨みたい」と警戒。その上で「相手の出方次第だが、自分がやりたいように動く」と意気込んだ。
「いくつになっても諦めず、常に向上心を持って挑戦することを見せたい」と強い決意を示した。
「いくつになっても諦めず、常に向上心を持って挑戦することを見せたい」と強い決意を示した。