日本ウェルター級王座を懸けて石脇麻生とセムジュ・デビッドが激突!

　日本ウェルター級王座決定戦の前日計量と記者会見が26日、東京ドームシティ内の「blue-ing!」で行われ、同級1位の石脇麻生(25=石田)と同級4位のセムジュ・デビッド(31=中日)が対峙した。

　第59代チャンピオンを決定する一戦は、明日(27日)、後楽園ホールで開催される「Lemino Boxing フェニックスバトル120」で行われ、Leminoで無料ライブ配信される。

　初のタイトルマッチに臨む石脇は、ウェルター級リミットの66.6kgで秤を降りた。計量後、囲み取材に応じた石脇は、「バランスが悪いのか、日本人にはないリズム。映像を見たら前に出ていた」と印象を語った。

　ここまで強豪と拳を交えて、着実にキャリアを重ねてきた石脇は、「スピードで上回って倒して勝つ」と、ベルト奪取に気持ちを高めた。

　東京五輪ウガンダ代表で、プロ転向7戦目にして日本王座に挑むデビッドは、ウェルター級リミットを900g下回る65.7kgでクリアした。「普段からしっかりと練習しているので、思ったより体重が落ちた」と、万全のコンディションをアピールした。

「アフリカ魂で勝つ」セムジュ・デビッド

　「(石脇は)強そうに見えたが、明日はベストを尽くした方が勝つ。アフリカ魂でベルトを奪うよ」と意気込んだ。チャンスを求めて日本にやってきたデビッドが1本目のベルトを狙う。