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[前日計量]2025.1.20

黒木優子! 王座返り咲きへ万全!

 WBA(世界ボクシング協会)ミニマム級王座決定戦の前日計量が20日、都内のドーム内blue-ingで行われ、同級1位の黒木優子(33=真正)とソ・リョギョン(33=韓国)が計量に臨んだ。

 試合は、明日(21日)、後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル128」のメインイベントで行われる。

黒木優子(真正)47.6kg
 「お正月なのと、相手が韓国の選手なので、日本っぽい感じで」と着物をモチーフとした衣装で、計量会場に現れた黒木は、ミニマム級リミットの47.6kgで計量を終えた。

 昨年1月、松田恵里(TEAM10COUNT)に敗れて王座を陥落した黒木だが、9月に再起に成功。階級を上げて再び王座を狙う。「試合によって戦い方を変える賢い選手」とベルトを争うソの印象を語ると、「階級を上げたので当たり負けしないこと」と、勝負のキーポイントを挙げた。
「しっかりと倒し切る」
 コンビを組む真正ジムの山下正人会長は、「(黒木は)練習では良い時も悪い時もあるが、ベテランなので本番で力を発揮できる強みがある」と王座返り咲きに太鼓判を押した。

 「この試合がラストチャンス」と位置付けた黒木は「良い試合をして、しっかりと倒し切る」と言葉に力を込めた。
ソ・リョギョン(韓国)47.2kg
 初来日のソは、400gアンダーの47.2kgでパスした。計量後、囲み取材に応じたソは「相手は元世界チャンピオンで、キャリアがある強い選手。韓国にはサウスポーの選手が少ないが、しっかりと練習してきた。明日はリングの上で力を証明する」と意気込みを語った。

 小児科の先生とボクシングを両立させながらキャリアを重ねてきたソが、決戦の舞台に上がる。
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