[世界戦試合後会見]2026.4.13
IBF王者タノンサックが全勝メキシカンを迎撃! 後楽園ホールで見せた進化の拳ーがメキシコの全勝挑戦者と激突!

IBF(国際ボクシング連盟)ライトフライ級王者のタノンサック・シムシー(25=タイ/Gツダ)が、日本を舞台に真価を問われる一戦に臨んだ。迎え撃つは、26戦全勝(22KO)という圧倒的な戦績を誇る同級1位エルジオ・メンドーサ・コルドバ(25=メキシコ)。
舞台は後楽園ホール。「Lemino BOXING フェニックスバトル 154」のメインイベントとして行われたこの一戦は、王者の今後を占う重要な試金石。日本を第2のホームとするタノンサックに対し、約30人のメキシコ応援団が大「メヒコ」コールで会場を揺らし、アウェーさながらの空気を作り出した。
タノンサックは、上下に散らすジャブから右ボディストレートで先制。一方のサウスポー、コルドバも鋭い右フックのカウンターで応戦し、初回から緊迫した打ち合いが展開された。2回、試合が大きく動く。タノンサックはボディ攻撃で流れを引き寄せると、右ストレートから返しの左フックで、ダウンを奪取。再開後も攻勢を緩めず、右ストレートでさらにダウンを追加し、試合を決定づけた。
試合後、タノンサックは「相手の声援が少し気になったが、勝てて嬉しい。コルドバ選手がビビっているのが分かった。攻めてみて上手く行かなかったらジャブから組み立てようと思っていたところ、(積極的な攻撃が)上手くハマった。パワーは自分の方が上だと思った」と振り返り、確かな手応えを口にした。
本石昌也会長も高評価!
グリーンツダジムの本石昌也会長も「本来は中盤から攻める作戦だったが、プレッシャーが想像以上に効いていた。相手は緊張していたように見えた。積極的に行った判断が良かった」と評価。王者の成長を強調した。
試合後のフラッシュインタビューでは、ビッグマッチを希望。本石会長は「岩田翔吉(帝拳/WBC世界ライトフライ級王者)との王座統一戦や、日本の強豪との防衛戦で価値を高めていきたい」と、今後のビジョンを明かした。
一方、初黒星を喫したコルドバはショックが大きく、取材に応じられず。代わりに取材に応じたホセ・カバジェロマネージャーは「良いパンチも当てていたが、残念な結果になった。相手は良いタイミングのパンチを持っていた。チャンピオンを称えたい」と語った。
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