[試合後談話]2026.7.5
山本愛翔が金沢で再起戦 日本ユース王座再挑戦へ確かな一歩

日本スーパーバンタム級6位の山本愛翔(20=カシミ)が5日、石川県産業展示館2号室で開催された「拳の嵐」のセミファイナル、スーパーバンタム級8回戦でコムサン・ケーオルアン(21=タイ)と対戦した。
昨年11月の日本ユース王座戦以来の再起戦に臨んだ山本のパフォーマンスに注目が集まった。再び頂点を目指す20歳にとって、結果だけでなく内容も問われる一戦。進化した姿を示し、次なる大舞台へつなげたいリングとなった。
山本が丁寧にジャブを突きながら出入りを活かしたボクシングを展開。3回に左フックでダウンを奪い、上下に打ち分け攻勢。4回に右ショートで倒すと、最後は左ボディでフィニッシュに持ち込んだ。
再起戦を飾った山本は「これまでは気持ちを入れ過ぎて前に行き過ぎるところがあったので、最初から最後まで冷静に戦うことを心掛けた。いろいろな戦術を試した。もっと攻める時に行けなかった。バランスが大事」と振り返った。
昨年、日本ユース王座を争った武藤涼太(21=松田)が今年5月にWBOアジアパシフィック・フェザー級王座を獲得し、世界上位ランク入りを果たした。山本は「感動したし、刺激を受けた」と話し、同世代の活躍を自身の糧にしていることを明かした。
今秋には2度目の日本ユース王座決定戦を予定しており、「8ラウンドのペース配分など、これからさらに課題を修正していく」と力を込めた。
一方、KO負けを喫したコムサンは「上下の打ち分けが上手くて、最後は何が当たって倒れたか分からなかった。山本は強かったよ」と、サバサバとした表情で振り返った。
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