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WBOアジアパシフィック(WBO-AP)スーパーライト級チャンピオンの永田大士(34=三迫)が7日、韓国ソウルで開催された「フェニックスバトル ソウル」で、地元出身のキム・ヨンウォク(28=韓国)を相手に、初王座防衛戦に臨んだ。OPBF東洋太平洋王座にも就いている永田だが、この試合は、WBO-AP王座防衛戦として行われた。
韓国でWBO-AP王座防衛に成功!
日韓サウスポー対決は、カウンターを狙う両者が、中間距離からジャブを突いて、牽制し合った。ワンツーを軸に強いパンチを打ち込むキムに対して、ノーモーションの左ストレートでタイミングを変えた永田は、左右のボディを叩いて手数を増やした。永田のジャブが冴え渡ると、キムの打ち終わりにしっかりと合わせて、ポイントを稼いだ。12ラウンドまで打ち合った両者だが、永田が最後に左でダウンを奪って、判定勝利を挙げた。
無事、WBO-AP王座初防衛に成功した永田は、「三迫ジム陣営のサポートのお陰で、最高のコンディション(を作って)、そして、敵地でしっかりと勝って、防衛することが出来ました! 周りの人達に感謝を、戦いと行動で示すことが出来て良かったです! これからさらに海外に出て挑戦して行きます!」と、韓国から勝利のコメントを発信した。