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JM加古川拳に所属する3選手が2月19日(月)〜3月3日(日)まで、フィリピン・セブ島の「Villamor boxing Gym」(アラ・ビラモア会長)で強化合宿を敢行した。
参加したのは、2018年度全日本フライ級新人王の湊義生(25)、C級ボクサーの嶋田来生輝(21)、宮下椋至(22)の3選手。
参加したのは、2018年度全日本フライ級新人王の湊義生(25)、C級ボクサーの嶋田来生輝(21)、宮下椋至(22)の3選手。
右:ビラモア氏
ジム頭である湊は「去年、怪我が治って本格的に練習し出した頃から、ずっと竜一さん(熟山進之助会長の長男・熟山竜一氏で元日本バンタム級1位)に『行こうか』と言っていただいていて。セシールさん(熟山会長の妻)が元々ALAジムで秘書かなにかをされていたらしく、その関係で繋がりのあるビラモアさんのところに行かせてもらいました!」とフィリピン合宿に至った経緯を説明した。
ハードトレーニング
早朝5時半から10〜15qのランニング。さらに2日に1回、ビラモア氏の指導の下、「コンディショニング」という名のフィジカルトレーニングを行った。「軽々とやっているフィリピン人選手を見て、『こらぁ(これは)、体強なるわーって』と思いました(笑)」(湊)。午前中にコンディショニング、一度仮眠してから夕方にジムワークの流れで、スパーリング日とトレーニング日が交互にあったという。
「今度、WBAかWBOか忘れましたが、なんかのアジアタイトルをする選手と主にスパーリングをしていました」(湊)
「今度、WBAかWBOか忘れましたが、なんかのアジアタイトルをする選手と主にスパーリングをしていました」(湊)
「充実した2週間だった」
合宿を終えた湊は「自分は、今までパンチ力とかパワーは、そこそこある方やと思ってたんですけど、トレーニングとかスパーリングとかしていても、フィリピン選手のパワーと比べたら全然なくて、ミットをしていても、サンドバッグ打ちをしててもずっと『パワー! パワー!』と言ってくるので、もうちょっとで『なかやまきんに君』になってしまうところでした(笑)。というのは冗談で、自分自身初めての海外合宿でボクサー湊義生としても、人間・湊義生としても大きくなれたと思います!」と成長を実感したようだ。
充実した2週間だった
「国も違えば文化も違う中、一つひとつの出来事すべてが学びとなり、一生忘れることがないであろう2週間となりました! あと、英語とか全まったく喋れなくても、ノリでいけることがわかったので良かったです(笑)」。
活動拠点がフィリピンの成上聖斗(21)に連れて来られたビーチ