試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
亀田興毅ファウンダーは2日、大阪市内のKWORLD3ジムで会見を開き、森脇龍星(20)と花田颯(21)の次戦を発表、両選手は今月28日(日)、滋賀ダイハツアリーナのリングに上がる。
2023年10月にプロ2戦目で、世界ランカーにチャレンジマッチで挑みKO負けした花田に関して、同ファウンダーは「2戦目で世界ランカーに挑んだことは、今後のボクシング人生で大きな財産になるはず。次の対戦相手の近藤選手(冬真/27=蟹江)は一筋縄ではいかない難敵だけど、近藤選手に勝つことができたら、花田選手にとっても自信になると思います。自分の予想では花田4:近藤6で近藤選手有利とみています」との考えを示した。
3月のデビュー戦を鮮やかなKO勝利で飾った森脇について「極真空手世界王者、100連勝、国体王者といった実績からみても、格闘家としての才能は十分備えている選手。ボクシングで上まで行けるかは、森脇選手次第ですね。次の対戦相手は、選手としてカンボジアから日本に初めてやってくるシーブラム選手ですが、カンボジアの国を背負って日本にやってくるし、アマチュア実績もある選手なので、油断できない相手だと思います」と将来性に期待を寄せた。
森脇は「前回のデビュー戦はめちゃくちゃ緊張しました。リングの上に上がってしまえば何ともないのですが、リングに上がるまでは緊張してました。次の相手の映像は見ていません。映像を見ると、相手の良いところばかり見えてしまうので、昔から相手の映像を見ないようにしています。今後の目標は、亀田ファウンダーを超える実績を残す世界王者になることです」と抱負を述べた。
森脇流星は亀田興毅超えを宣言!
森脇のコメントに対し亀田ファウンダーは「瞬間視聴率50%超えの選手に是非なってみてください(笑)。注目されて大変なこともあるけど、誰もが注目されるわけではないから、頑張って練習して、強くなってください」と、エールを送った。
花田は「前回の試合で、何試合分もの経験を積めたので、次がプロ3戦目だとは思っていません。先にある目標のためにも、次の試合は内容のある勝ち方をしないといけないと思っています。前回の試合のケガ(眼下底骨折)もすぐに回復しましたし、自分のボクシングを見つめ直す良い時間になりました。雑だった自分のボクシングを修正することができました。試合を観る方に名前を覚えてもらえるような、インパクトのある試合をします」と気合を入れた。
会見後に行われた花田と森脇による2ラウンドの公開スパーリングでは、前進して旺盛な手数でプレッシャーをかける花田と、持ち味のスピードを生かしたジャブとカウンターで応戦した森脇の、激しいスパーリングとなり、両者ともに好仕上がりをアピールした。
興毅ファウンダーから、7月28日「3150FIGHT vol.9」のハーフタイムショー出演としてのET-KING、森脇の入場歌唱でt-Aceの出演が発表された。