[試合後談話]2025.8.16
藤野零大vs犬塚音也! 北陸と中日本のホープがベルトを懸けて総力戦!

WBC世界ユース・スーパーフライ級王座決定戦が16日、名古屋市露橋スポーツセンターで開催された「SOUL FIGHTING」で行われ、日本同級8位の藤野零大(20=カシミ)と同級7位の犬塚音也(22=松田)が、空位のタイトルを争った。
2023年6月の中日本新人王戦で対戦(引き分け)以来のリマッチ。無敗同士の対決は、序盤から大きく動いた!
2回、犬塚が打ち合いの中、右ショートでダウンを演出。ペースを奪ったかに見えたが、スイッチヒッターの藤野は3回以降、サウスポースタイルからの左ボディストレート、右フックで見栄えの良さをアピール。中盤、犬塚はフィジカルの差を活かしてグイグイと攻め立てるが、藤野も真っ向から応戦。最終8回、激しいパンチの応酬の中、藤野が手数で攻め立てた。採点は割れたが藤野を支持。勝利が決まった藤野はリング上で歓喜の涙を流した。
WBCユース新チャンピオンに輝いた藤野は、リング上のフラッシュインタビューで、「ベルトを獲れたこともうれしいが、強い犬塚選手に勝てたことが本当にうれしい。目指すところはもっと上。田中恒成さんのように恰好いい選手になりたい」と声を弾ませた。
試合後、取材に応じた藤野は「初回に右を振った時に左フックをもらったので、2回から自然とサウスポーになっていた。ダウンしたが焦りはなかった。有効打は自分だが、手数は向こうだったので、採点は負けたかもしれないと思っていた。7〜8ラウンドは気持ちで押し切った」と、大粒の汗を拭いながら振り返った。
次は日本チャンピオンを目指す
今後の目標を聞かれた藤野は、「高い壁だが…」と前置きした上で、「山口選手が持っているタイトルを目指す」と日本スーパーフライ級王者の山口仁也(25=三迫)の名前を挙げた。
一方、初黒星を喫した犬塚は「ダウンを奪った右は偶然当たった。あんなにサウスポーで来るとは思っていなかった。それでも切り崩していけると思ったが…。ポイントは少し勝ったかなと思った。技術でやられた」と悔しさを滲ませた。
シェアする
LINEで送る
// google adsence
if(empty($_SESSION['login'])){
//echo $googleAdsense_multiplex;
//echo $googleAdsense_infeed;
}
?>