[試合後談話]2025.3.30
北陸のエースが地元に錦を飾る!

日本フェザー級15位の英洸貴(26=カシミ)が30日、今年1月に行われたOPBFフェザー級タイトルマッチでの敗戦からの再起のリングに上がった。地元に凱旋し、内容が問われる試合を英はどのようにメイクしたのかーー。
試合は、ゴング開始直後から主導権を握った英が強烈な左ボディを決め、僅か90秒で試合を終えた。
試合後、英はインタビューに応じてくれた。結果に対して英は「もう少し長く試合をしたかった。試合序盤に相手の分析して、中盤から後半にかけて倒しに行く作戦だった。左ジャブに右を合わせて行く練習をしていたが、左ボディがいいタイミングで当たってしまった」と述べた。
試合のプランの話になると「足を使わず打ち合うスタイルから、初心に帰って足を使うスタイルに変えたが、それができずに終わってしまった」と、悔しそうな表情を浮かべた。
地元ファンの応援は「力になった」と試合後、ファンの写真攻めにあっていた北陸のスターは笑顔で話した。
今後について英は「タイトルマッチで二連敗しているが、またタイトル戦線に食い込んで行ければいい」と強く語った。
キャリアでKO負けが1度しかないラードチャイを相手に、4ラウンドKO勝利した藤野零大(20=カシミ)に試合後話を聞いた。
難敵相手にKO勝利した藤野は試合後「倒せたことは嬉しいが、自分で倒せた感じがない。レフェリーが止めてくれただけ」と、いつもの様に控えめに答えた。加えて「タフな相手だったから、自分のしたいことを試して、その中で倒れてくれればいいと思っていた」と試合のプランを明かした。
今後の展望について、以前から対戦を熱望している犬塚音也(22=松田)の話になり藤野は「今やっても、分は完全に向こうにある」と対戦熱望する割には弱気な発言をした。勝算はあるかとの質問には「10回に1回勝てればいい方」と言い、その後記者に煽られた藤野は「その1回を一発目に持ってくる。」と、ついに強い意気込みを口から出した。
その上で「ベルトが欲しい。来年には日本タイトルを取りたい」と付け加えた。
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