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日本財団の主催する「HEROs AWARD 2024」の表彰式が16日、港区のグランドハイアット東京で開催され、WBAバンタム級2位の那須川天心(26=帝拳)が授賞式に出席した。
「HEROs AWARD」はアスリート達の社会貢献活動を推進して多くの人の共感と行動の輪を広げ、社会貢献活動を行うことが当たり前になっていくことを目指すプロジェクト。
今回、那須川は「挑戦する心」「自分らしい生き方を見つける大切さ」を自身の行動を以て示していくことにこだわり、リアルなコミュニケーションを大切に人とのつながりを通して「ポジティブな影響を与え合う人の輪」を広げることを目指した活動が評価されての受賞となった。
具体的には災害地への1500万円の寄付や児童養護施設への支援、被災地、石川県の学校訪問による若者応援などに尽力した。この尽力に対し、財団から活動奨励金300万円とトロフィーが贈られた。
プレゼンターは坂本博之会長
表彰式では2017年の受賞者、元日本及び東洋太平洋ライト級チャンピオンで、現在はSRSジム会長の坂本博之氏がプレゼンターを務め、「ボクシング界から受賞者が出ることは嬉しい。彼はチャレンジャー。これからも飛躍してほしい」と今後の活躍に期待した。
「社会貢献とは思っていなかった」
坂本氏からトロフィーを受け取った那須川は「社会貢献をしているという意識はなかった。自分がやっていることが、そういうことにつながっていくのは嬉しい。」と照れ笑いを浮かべた。
那須川天心に注目!
囲み取材で那須川は「こんなお堅い感じで僕が行くのはギャップがあるが、呼ばれたことは光栄」としながらも「ちゃんとできるかは不安」と加え、取材陣の笑いを誘った。
社会貢献のきっかけに質問が及ぶと、「きっかけはTHE MATCHI2022」。多くの人に観てもらって自分の名前は浸透したと思った。それまでは自分の存在を知ってもらうフェーズだったが、そこからは「こういうことをやっているんだ」とより深い関わりを持ちたいと思った。ボクシング転向のタイミングでもあったので、そういう方向にシフトチェンジした」と活動のきっかけを振り返った。
そして、「今はSNSが発達して、自分を表に出せない人が多い。それを根本的に改善していきたい。」と一番伝えたいことを語った。
社会貢献のきっかけに質問が及ぶと、「きっかけはTHE MATCHI2022」。多くの人に観てもらって自分の名前は浸透したと思った。それまでは自分の存在を知ってもらうフェーズだったが、そこからは「こういうことをやっているんだ」とより深い関わりを持ちたいと思った。ボクシング転向のタイミングでもあったので、そういう方向にシフトチェンジした」と活動のきっかけを振り返った。
そして、「今はSNSが発達して、自分を表に出せない人が多い。それを根本的に改善していきたい。」と一番伝えたいことを語った。