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[試合後談話]2025.11.22

浅井大貴ラストファイトで波乱の結末

浅井大貴ラストファイトで波乱の結末

 元日本ランカーの浅井大貴(36=アポロ)が22日、エディオンナリーナ大阪第2競技場で開催された「APOLLO KO LIVE」のメインイベントに出場、スーパーフェザー級6回戦で阪下大地(22=SUN-RISE)と対戦した。

 これがラストファイトの浅井が有終の美を飾ったのか? それとも若き阪下が未来を切り開いたのか?

 互いに意地と覚悟をぶつけ合う展開となったが、その結末は、誰も予想できなかった最終ラウンドに委ねられることになった。
浅井大貴が右肩を脱臼
 序盤、浅井はノーガード気味の構えからボディワークでかわしつつ、右クロスをヒット。対する阪下も3回にプレスを強め、ワンツーや左フックで反撃し主導権を譲らず。互いにワンツーを打ち合い、意地を見せ合う中、試合は最終6回へ突入した。浅井が突然右肩を負傷。クリンチの際に脱臼したとみられ、一度ドクターチェックを挟んだものの、直後にレフェリーが試合をストップした。
阪下大地(SUN-RISE)がA級昇格
 A級(8回戦)昇格を決めた阪下は、「勝って素直にうれしいが、これから上で戦うには圧倒しないといけなかった。浅井選手はこの試合に懸ける気持ちが強く、想像以上に前に出てきた。自分も負けられない気持ちで戦った。とにかく勝ちたかった」と冷静に振り返った。
「まずは日本ランカーを目指す」
 さらに「スーパーフェザー級は1000万円トーナメントもあるように、誰もが強い。今のままでは厳しい。メンタルも含めてさらに強くなりたい。ジムの先輩の小坂駿さんのような力を身に着けたい」と決意を新たにした。
「最後まで戦いたかった」
 一方、悔しいラストファイトとなった浅井は、「6ラウンドにクリンチした際、肩が外れてしまった。初めてで戻し方もわからなかった。最後まで戦いたかった…悔しいなぁ」と声を絞り出した。

 昨年、精神的な不調で戦うどころではなく、入院も経験し、引退も考えた。それでも「どうしても戦いたい。父として、ここで逃げたらダメだ」と再起を決断し、この日を迎えた。

「今後のことは会長と妻に相談したい」

 「勝ってリングでインタビューを受け、迷惑をかけた会長に謝り、みんなに喜んでもらいたかった。それが叶わなかった」。涙をこぼしながら「こういう終わり方だったので、(これからも)続けようか迷っている。一方で欲張ったらアカンという気持ちもある…。会長や妻と相談したい」と胸中を語った。

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