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前WBO(世界ボクシング機構)フェザー級王者ロベイシー・ラミレス(30=キューバ)が日本時間30日、米国・フロリダ州マイアミ・ビーチのジェームス・L・ナイト・センターで、半年ぶりとなる再起戦のリングに立った。前日計量で体重超過したNABOフェザー級王者ブランドン・レオン・ベニテス(26=メキシコ)を相手に、ラミレスが勝利した時のみ王座獲得となる変則タイトル戦に臨んだ。
ラミレスがダウンを奪いKOで再起
サウスポーのラミレスは、序盤からスピードで先手を取り、3回には連続で右フックを好打した。ベニテスもガードを固めて前進し、左右のパンチを繰り出すが、ラミレスはサイドに回って左右のアッパーを打ち込んだ。そして迎えた7回、ラミレスは身体を沈ませ、突き上げた左アッパーとフォローの右で、痛烈なダウンを奪った。レフェリーがカウントアウトして試合は終了。7回2分46秒KO勝利でラミレスが再起戦に勝利し、NABOフェザー級王座を獲得した。