[試合後談話]2026.5.23
福岡で女子日本ランカーが技術戦!

北島ボクシングジム主催の「株式会社 辛島組 presents THE FUKUOKA PROBOXING FirstThrive」が23日、福岡・城南体育館で開催され、全11試合で熱戦が繰り広げられた。
セミファイナルの女子56.5kg級6回戦では、前戦で日本タイトル挑戦を経験した日本女子フェザー級2位の古川のどか(23=北島)がB級でのデビュー戦となるケンバティ・ムホイティ(22=ワタナベ)を迎えて対戦。初回から再起戦勝利とデビュー戦勝利を懸けた気迫の打ち合いを繰り広げた。
メインイベントの49.5kg級契約6回戦では、平野琉喜亜(22=北島)と片渕龍太(22=KG大和)が拳を交えた。
初回からスピードに乗った古川とケンバティは、ジャブで激しく牽制を飛ばした。多彩な右を打ち込むケンバティに対し、足を使って出入りのボクシングを展開して右ストレートに繋げる古川が真っ向から打ち合った。2回に入ると、互いにカウンターの右が交錯しつつ、手数で勝る古川がペースを握り始めた。最終回まで古川はペースを落とさず。ケンバティの打開を機動力で封じて、ゴールテープのゴングを響かせた。
満面の笑顔で会見に入った古川は「対戦相手がアマエリートで、試合の映像も一切無かったので不安だった。だからこそ、今まで以上に準備して、ジムの皆と相談しながらやってきたことが総動員できた試合になった」と振り返り、「ケンバティ選手も気持ちが強かったが、次負けたらもう後がないと思って戦った」と再起への思いを語った。
「これまではあまり思うことはなかったが、今回は右ストレートに手応えを感じた。(タイトル戦での経験から)身体能力に頼るのではなく、本当に考えながらボクシングをしなければいけないと思った。今日はその経験を発揮する場所として、しっかりと出せた。今のままではまだまだだけど、ゆくゆくは世界を獲りたい。そのために日本王座を獲りたい。もう負けたくない」と言葉に力を込めた。
メインイベントの49.5kg契約6回戦は、初回からスピードと足を使って的を絞らせない平野と、強打を武器に迎撃体制を敷く片渕が激突。じっくりと動きを見た片渕が3回に左フックで痛烈なダウンを奪って支配権を握った。プレッシャーを打破したい平野だったが、打ち合いでは片渕は一歩も引かず。片渕がガッチリとペースを握ったまま終了のゴングが鳴った。
再起戦を勝利して安堵の表情を見せた片渕は「右からの返しは当たると思っていた。動きの速い相手だったので、少しずつその動きを制限するようなパンチを狙っていった。身長とリーチを活かした展開を狙っていたが、ジャブの差し合いで戦いに来てくれた。そこは負けないかなと思った。試合を通して全体的に上回れたかな」と、明確なタクティクスと手応えを語った。
これからについて問われると、「日本ユースチャンピオンを目指したい。そして怪我に注意して、これから上を目指したい」と笑顔の裏に確かな信念を見せて会見を終えた。
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