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[試合後談話]2026.7.29

だから新人王戦は面白い! 番狂わせと初KOで沸いた熱戦の1日

だから新人王戦は面白い! 番狂わせと初KOで沸いた熱戦の1日

 DANGANオール4回戦 東日本新人王予選が29日、後楽園ホールで行われ、全9試合で熱戦が繰り広げられた。準々決勝の勝者は、9月17日〜18日に同会場で開催される準決勝に駒を進めた。

 新人王戦ならではのドラマが各所で生まれ、将来を期待される若きファイターたちが存在感を示した。

 第6試合ライト級4回戦では、古殿涼(26=ワタナベ)と國井大和(21=T&H)が対戦した。
國井大和(T&H)が接戦を制した!
 長身オーソドックスの國井は、サークリングしながらジャブからワンツーを決めて、距離をキープ。長いリーチとステップワークを活かして、試合をコントロールした。古殿はプレッシャーをかけ続けたが、決定打を奪えず。それでも4回に右ストレートでダウンを奪取。大きなポイントを失った國井は、スイッチを織り交ぜながら反撃し、試合終了のゴングを聞いた。採点は割れたものの、ジャッジは國井を支持した。
プロデビューからまだ2ヶ月!
 下馬評を覆した國井は「ダウンした時はやってしまったなと思った。判定では負けたと思っていたので、採点が割れた時はビックリしたし、勝ってさらに驚いた。本当に嬉しい」と笑顔。

 「長谷川さん(長谷川雄治トレーナー)から『動きを止めずに集中力を切らさないように』と言われたことを意識して戦えた」と振り返った。
「自分も竹原さんや畑山さんのようになりたい」
 小学6年から大学1年までバスケットボール一筋だったが、ケガのため競技を断念。父が格闘技好きだった影響もあり、「自分を変えたいと思った」と19歳でジムに入門した。

 「竹原さん(竹原慎二会長)も畑山さん(畑山隆則ゼネラルマネージャー)も、プロ叩き上げで世界チャンピオンになった。自分も同じようになりたい」と目を輝かせた。

「次も下馬評を覆す!」

 アマチュア15戦7勝8敗の古殿を撃破した國井は、準決勝で国体3位、全国選抜3位の松永敦朗(24=パンチアウト)と対戦する。「かなり強い相手だが、バスケで培ったステップと根性で勝つ。次もジャイアントキリングを起こしますよ!」と力強く宣言した。
磯谷広太(三迫)がTKO勝ち!
 スーパーライト級4回戦では、野口和馬(25=ワタナベ)と磯谷広太(19=三迫)が対戦。サウスポーの磯谷は、上下への打ち分けで主導権を握ると、3回に左ボディアッパーで野口の動きを止め、一気に連打を浴びせて、レフェリーストップを呼び込んだ。

 試合後の磯谷は「これまでは顔ばかり狙っていたが、ボディを出せたことが収穫。移籍初戦だったので、良い内容で勝ててホッとしている」と安堵の表情を見せた。
父と兄(磯谷大心)の想いを胸に新人王へ!
 昨年の東日本新人王決勝で敗れて以来のリングとなり、今回が2度目の新人王挑戦。「負けたその日に『来年も新人王に出よう』と決めていた」と、この1年を振り返った。

 祖父の元世界王者・輪島功一氏は全日本新人王を獲得しているが、父でトレーナーの磯谷和広氏と兄・磯谷大心(25=三迫)は届かなかったタイトルだ。

「ダメージを与えることを心掛けた」

 「以前は当ててポイントを取ることばかり考えていた。でも、それでは何かが足りないと感じた。今回は相手にダメージを与えることを意識した」と語り、プロ5戦目で初のKO勝利を喜んだ。

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