[試合後談話]2025.8.4
鈴木稔弘が1年ぶりに復活!

OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級9位の鈴木稔弘(28=志成)が4日、後楽園ホールで開催された「LifeTime Boxing Fights28」スーパーフェザー級8回戦で、チョ・ジュンロン(26=中国)と拳を交えた。
昨年8月のWBO-AP王座決定戦以来、1年ぶりにリングに上がった鈴木のパフォーマンスに注目が集まった。
鈴木は上体の柔軟性を活かしながら、ガードとボディワークで相手の攻撃を避けると、3回に右ストレートから左フックをフォローしてダウンを先取。その後は、鈴木がプレスをかけながら、左ボディを突き刺せば、チョはリターンの左フックで応戦。最終8回、逆転を狙うチョは左右フックを叩きつけたが、鈴木は決定打を許さなかった。
再起戦を白星で飾った鈴木は、「ホッとしている。めちゃくちゃ不安でした」と率直な心境を明かすと、「相手はパンチが強くて、リターンが早かった。ポイントは自分に流れたかもしれないけど、内容としては全然ダメ。正面でパンチを受ける癖が出てしまった」と反省の言葉を並べた。
続けて「遠距離でボクシングを作って、近距離で仕留める動き。その基本からやり直す必要がある」と技術の再構築に意欲を示した。
今後について「組まれた試合をこなしていく。展望を語るのは、言える立場になってから」と笑顔を見せつつも、慎重な姿勢を崩さなかった。
一方、最後まで食い下がるも敗れたチョは、「KOされないようにガードを意識しすぎて、手数が減ってしまった」と、自身の反省について述べながらも、「また日本に来て試合をしたい」と語り、日本での再挑戦に意欲を見せた。
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