拳四朗は、スーパーフライ級まで視野に入れている!

　WBA(世界ボクシング協会)スーパー・WBC(ボクシング評議会)ライトフライ級統一王者の寺地拳四朗(31=BMB)が29日、7月3日(月)午後8時から放送されるエキサイトマッチSP「寺地拳四朗vsオラスクアガ」の収録後に取材に応じた。

【放送・配信日】7月3日(月)午後8:00
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■WBA・WBC世界Lフライ級タイトルマッチ
寺地拳四朗vsアンソニー・オラスクアガ

■那須川天心プロデビュー戦
Sバンタム級6回戦
那須川天心vs与那覇勇気

■WBA世界バンタム級王座決定戦
井上拓真vsリボリオ・ソリス

■WBO-APウェルター級タイトルマッチ
佐々木尽vs小原佳太

■IBF世界フェザー級挑戦者決定戦
キコ・マルチネスvs阿部麗也

　ボクシングの試合の解説を務めるのは、今回がほぼ初めてという拳四朗。今回スタジオでビデオ観戦した、自身のアンソニー・オラスクアガ(米国)戦の見どころは「7、8ラウンドからの攻防を見てもらいたい。8Rに攻められて、9Rに倒してるので、戦い方の変化がわかる」と、これから試合の映像を見るファンにメッセージを送った。

　試合を見直した上で、スタミナの使い方を学んだことを明かした拳四朗は「ガス欠になるまでスタミナを使うと、頭が回らなくなるので、休む時は休むようにしないといけない。トニー(24=アンソニー)は、試合中に休むところは休んでいた」と試合のペース配分を課題に挙げた。ただ、次戦に関しては、その心配はなさそうだ。WBCの指名試合でWBCとWBOランキング1位のヘッキー・ブドラー(35=南ア)の挑戦を受けることが濃厚なことを明かしたWBA・WBC2団体統一王者は、「怖さがない分、攻めて行けるので、中盤までに終わる。圧勝する」と貫禄を見せた。

　年内に王座統一戦を目指す拳四朗は、実現しない場合は、フライ級に上げて、4団体統一を目指すとし、将来的にはスーパーフライ級まで上げる可能性も言及した。

　格闘技界注目の那須川天心(24=帝拳)のプロデビュー戦もビデオ観戦した拳四朗は「ジャブが上手い。左の当て勘もいい」と期待を寄せた。