[試合後談話]2025.10.19
前田凪貴と宮下聡師が再起をかけて拳を振るった!

前田凪貴(22=RST)と宮下聡師(26=JM加古川拳)が19日、大阪・豊中市立文化芸術センターで開催された「BOXING BEAT Vol.14 & STAY GOLD vol.6 & GOD FIST BOXING vol.5」のセミファイナル、フライ級6回戦で激突した。
結末まで目が離せない展開。勝負はまさに「最後まで分からない」を体現するドラマだった。
序盤は、サウスポー前田が距離をキープしながらペースを掌握。プレスをかける宮下だが、思い通りの展開を作れず。3回、前田は左ショートでダウンをゲット。再開後、仕留めに行くが、宮下は強気に打ち返すと、左フックでグラつかせて反撃。4回、宮下は右フックで効かせると前田をコーナーに詰めて、これでもかと左ボディを打ち込み、レフェリーストップに持ち込んだ。宮下が逆転KO勝ちで、再起戦を飾った。
序盤の劣勢を跳ね返した宮下は、「1〜4ラウンドまではポイントを捨てて、相手のスタミナを削りつつ、5〜6ラウンドで勝負するつもりだった。ダウンしたが焦りはなかった。詰めに来たので、逆に仕留めてやろうと思った。勝ててホッとしている」と笑顔で振り返った。
「どうしても全日本新人王になりたかった」と語る宮下。今年の西日本新人王トーナメントに出場したが、7月の準決勝で敗退。落ち込んでいたところに、今回の試合のオファーが届いた。
「年内は試合がしたくない」と一度は消極的だったが、ジムの先輩・湊義生から「6回戦はチャンスが少ない。せっかく(オファーが)来たなら、ウジウジせず受けろ」と背中を押され、再起を決意。「湊さんには本当に感謝している」と感謝を口にした。
今後の抱負を聞かれた宮下は「自分も湊さんや椋至さん(日本ユース・バンタム級王者の宮下椋至)のように、上の選手を食って成り上がっていきたい」と拳を握り、次なる挑戦を誓った。
第1試合の56.0s契約4回戦では、高橋碧(24=尼崎亀谷)が岡久立起(21=ダッシュ東保)に完勝。ジャブで主導権を握り、左ボディを効果的にヒット。終始ペースを渡さずに判定勝ちを収めた。
2戦目で待望の初勝利をつかんだ高橋は「ボディで倒したかったが、ポイントで勝ちに切り替えた。勝ててうれしいが、課題も見つかった」と冷静に自己分析した。
興國高校、龍谷大学とアマチュアで23戦16勝7敗を記録した高橋は、大学卒業後に就職するも、ボクシングへの情熱を捨てきれず、4年後にプロ転向。高校の同級生・宮川竜成(24)の紹介で尼崎亀谷ジムに入門した。
6月のデビュー戦ではTKO負けを喫したが、「デビュー戦で負けるとは思わなかった。でも、ここで諦めたら恩返しできない。一からやり直した」と語った。努力を重ねてつかんだ初白星に、「来週キルギスで試合をする宮川につなげることができて良かった」と笑顔を見せた。
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