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西部日本新人王決勝戦が21日、ホテル クラウンパレス北九州ダイヤモンドホールで開催された「北九州第一ライオンズクラブ Presents 西部日本新人王決勝戦 ORIO BOXING FIGHT.14」で行われ、試合後に表彰式と三賞が発表された。
MVP:金城寿幸(17=沖縄WR)
MVP(最優秀選手賞)には、ライトフライ級の金城寿幸(17=沖縄ワールドリング)が選ばれた。崎山卓(21=折尾)と対戦した金城は、開始早々、左フックでダウンを奪うと、思い切りの良さを見せて、左フックでダウンを追加。最後は、連打でレフェリーストップに持ち込んだ。
「MVPを狙っていた」
会心のKO勝ちを飾った金城は、「試合前から周りに『1ラウンドで勝ってMVPを獲る』と言っていたので、その通りになってよかった。ボクモバ勝敗予想で不利だったので、それを覆すことができて良かった」と喜びに浸った。
14歳でボクシングを始めた
「喧嘩ばかりしていたところ、祖父から辰吉丈一郎さんの映像を見せられて、『喧嘩じゃなくて、ボクシングでお金を稼いだらどうか』と勧められた」と14歳でボクシングを始め、「駆け引きなど、技術で戦うのが楽しい」とのめり込んだ。
現在は、ペンキ職人として生計を立てながら、チャンピオンを目指す17歳は、「次はKOを意識しないで勝ちに行く」と語った。
14歳でボクシングを始めた
「喧嘩ばかりしていたところ、祖父から辰吉丈一郎さんの映像を見せられて、『喧嘩じゃなくて、ボクシングでお金を稼いだらどうか』と勧められた」と14歳でボクシングを始め、「駆け引きなど、技術で戦うのが楽しい」とのめり込んだ。
現在は、ペンキ職人として生計を立てながら、チャンピオンを目指す17歳は、「次はKOを意識しないで勝ちに行く」と語った。
技能賞:砂川朝都夢(23=琉豊BS)
技能賞は、フライ級の砂川朝都夢(23=琉豊BS)が受賞した。吉田拓也(27=折尾)と対戦した砂川は、初回に右カウンターを浴びてダウンを喫したが、4回に右ストレートでダウンを奪い返すと、最終5回はジャブを軸に攻め立てた。
ダウン応酬の激戦を制した砂川は、「最初に倒された時はビックリしたが、冷静に立て直すことができた。(ダウンを奪った)右ストレートは自然と出た。賞に選ばれるとは思っていなかったので、素直にうれしい」と笑顔を見せた。
ダウン応酬の激戦を制した砂川は、「最初に倒された時はビックリしたが、冷静に立て直すことができた。(ダウンを奪った)右ストレートは自然と出た。賞に選ばれるとは思っていなかったので、素直にうれしい」と笑顔を見せた。
敢闘賞:堤啓至(20=FUKUOKA)
敢闘賞は、ライト級の堤啓至(20=FUKUOKA)が選出された。翁長健太(27=琉豊BS)と拳を交えたサウスポー堤は、左ストレートでダウンを奪ったが、偶然のバッティングにより翁長が左目上をカット。傷が深く負傷引き分け。新人王特別ルールにより、堤が次戦にコマを進めた。
試合後、取材に応じた堤は、「負傷引き分けで落ち込んだが、倒したのを評価してもらった。判定決着が続いていたので、自分が盛り上げたかったが、次こそはKOで勝ちます!」と抱負を語った。
試合後、取材に応じた堤は、「負傷引き分けで落ち込んだが、倒したのを評価してもらった。判定決着が続いていたので、自分が盛り上げたかったが、次こそはKOで勝ちます!」と抱負を語った。
三賞受賞者