[試合後談話]2026.6.10
20代ホープが存在感! 坂田一颯と川渕一統が躍動
WBA(世界ボクシング協会)ミニマム級14位の坂田一颯(22=S&K)が10日、後楽園ホールで開催された「Rising stars of the boxing world Lemino BOXING フェニックスバトル157」ミニマム級8回戦で、2023年西日本ミニマム級新人王の上田るか(26=石田)と対戦した。
サウスポーの坂田が、ジャブと左ストレートを軸に主導権を掌握。上田も反撃を試みたが、坂田は巧みな足運びとカウンターで流れを渡さず。6回、坂田の至近距離で放った右フックが炸裂すると、上田は豪快に倒れ、レフェリーがノーカウントで試合を止めた。
試合後、坂田は「内容は良くなかった」と自身のパフォーマンスを振り返った。「初回から相手のパンチは見えていたが、2ラウンド目から左目に違和感があって、入りづらくなった。トレーナーから接近戦に変えるよう指示が出た。相手の左ガードが下がっていたので、右フックを狙った」。
また、「しっかりとレベルの差を見せたかったが、一度対戦している相手なので、気持ちの強さを感じた」と、上田への敬意も口にした。
今後については、「日本やアジアのタイトルに挑戦したい気持ちはあるが、まずは決まった試合を一つひとつやっていきたい」と、着実なステップアップを誓った。
日本ミドル級3位の川渕一統(21=ABC)は、スーパーウェルター級8回戦で、WBCアジア・スーパーウェルター級6位のプームリットデーット・チョンラトンダンムロンクン(24=タイ)と対戦した。
サウスポーの川渕は、左ボディを軸に試合の主導権を掌握。巧みなボディワークと多彩なコンビネーションで攻勢を続け、持ち味を存分に発揮した。終盤まで積極的な姿勢を貫き、会場の期待に応えた。
デビューから4連勝を飾った川渕は、「タイ人選手との対戦は今回で2度目だったが、独特の距離感やテンポがあり、やりにくさを感じた。倒し切ることはできなかったものの、8ラウンドを通して動き続け、自分のボクシングを貫けたことは大きな収穫」と手応えを語った。
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