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WBO(世界ボクシング機構)世界ライトフライ級2位のハイロ・ノリエガ(31=スペイン)が6日、成田空港到着便で来日した。ノリエガは10月13日(日)に東京・有明アリーナで開催される「Prime Video Boxing」で、同級1位の岩田翔吉(28=帝拳)と、同級王座決定戦で対戦する。
スイス経由でスペインから来日したノリエガは「とても良いコンディションだよ」と疲れを感じさせず、笑顔で取材に応じた。今回が初来日とあって、「空港から出てないからわからないが、日本にいる間に、色々行きたいところもある。ホテルで休んで、東京の街の中心を見てみたい」と、日本滞在を心待ちにした。
スペインで2週間、日本時間のリズムで生活しながら調整してきた!
7時間の時差対策にも余念はなく、2週間前から、日本時間に合わせて、現地時間の午後5時(日本時間深夜0時)に就寝、午前2時(日本時間午前9時)起床というリズムで生活してきた。リラックスした表情のまま「今日でも戦えるよ」と、記者の質問に答える余裕も見せ、リミット体重まで2キロとあって、減量苦を感じさせることもなかった。
90から100ラウンドのスパーリングを消化してきたというエスパニョールは、バンタム級やフライ級の選手ら3名と調整してきた。身長162cm、リーチ165cmと、大柄な選手ではないが、フェザー級のキコ・マルチネス(38=スペイン)ともスパーリングをした経験があることを明かした。
ベルトを競う岩田に関して、「力強いボクサーだと思う。世界戦に出てくるんだから、それなりの選手だとは思うが、自分が優れたボクサーだということをリングで証明する」と述べ、「世界戦は2度とないチャンス。世界戦が日本で実現することを誇りに思う」と気持ちを込めた。
18歳から23歳までは、蹴りの強い選手として、K-1やキックボクシングのリングにも立ったことがあり、10戦程度試合をして、唯一の黒星はフランスでの試合だった。ボクシングに転向したのは25歳からで、「パンチで、どこまでできるかを試したかった」と自身の格闘技歴と合わせて、ボクサーになったきっかけを語った。
現在は、スペインのバレンシア州にあるプロサッカーチーム「ビジャレアル」とも協力関係の下、ボクシングアカデミーで、中級レベルまでのアマチュアボクサーの指導も行なっている。自身もジュニア時代には、ビジャレアルのエリート選手として、右のフォワードとしても活躍していた。
世界チャンピオンになるために来日!
チーフトレーナーのセント・マルティネス氏とフィジカルトレーナーのジョルディ・ネボト氏と3人で来日した。