女子バンタム級暫定王座戦! 高倉vsメットカルフ

　日本女子バンタム級暫定王座決定戦の前日計量が18日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で行われ、両選手がリミット内で一発クリアした。

　高倉日向(ディアマンテ)は53.3kg、メットカルフ沙莉(花形)は53.4kgを計測。正規王者・山下奈々(RE:BOOT)の負傷によって設置された暫定王座を懸け、リングに上がる。

　プロ3戦目でのタイトル挑戦となる高倉は、アマチュア時代に全国高校選抜大会を制した実績を持つ。現在は、看護学校に通いながら競技を続けており、二足のわらじで挑むフレッシュな逸材だ。

　対するメットカルフは、女子選手が多く所属する花形ジムでキャリアを積み、好戦的な右ボクサーファイターとして着実に実力を伸ばしてきた。

　高倉は「メットカルフ選手は優しそうな方でしたが、本番に強そうなタイプだと思います。明日は自分のペースで戦って、絶対チャンピオンになります‼ 応援宜しくお願い致します」と意気込みを語った。

　一方のメットカルフは「相手の気迫を強く感じました。高倉選手はアマチュア歴豊富なテクニックのある好選手ですが、プロキャリアを活かしたボクシングで押し切って,
何が何でもタイトル奪取します!」と力強くコメントした。

　試合は19日、後楽園ホールで開催される「WLD Vol.3」で行われる。当日チケット購入者には、ミニチュアグローブがプレゼントされる予定だ。