一番タフな試合になる

　米国でも注目を集めている日本時間の14日に開催されるビッグファイト。WBC世界スーパーバンタム級名誉王者・西岡利晃(帝拳)との大一番を控えるIBF・WBO世界同級統一王者・ノニト・ドネア(比/米)のトレーナーを務めるロベルト・ガルシア氏に話を聞いた。

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　頂上決戦に向け、西岡選手の印象を尋ねると「西岡は素晴らしいファイターでウォリアーだ。この階級では一番の選手だと思う。グレートなチャンピオンでサウスポー。ドネアにとっては、なおさら難しい戦いになるだろう。ただ、しっかりと準備はしてきた。」と話すガルシア氏からは緊張感が漂う。

　試合の展望を尋ねると「ここまで調整はうまくいっている。ドネアにとって、厳しい試合になると思うが、楽な試合になるかもしれない。ただそれは土曜日(試合が行われる現地時間13日)に知ることになる。」と慎重な態度を見せ「これまでで一番タフな試合に挑む準備は出来た。」と硬い表情を崩さなかった。

　リラックスムードの中、順調な調整を続けてきたドネア陣営だが、決戦の日が近づくにつれて緊迫感が出てきた。

※西岡対ドネアは日本時間14日(日)午前11時からWOWOWが衛星生中継の予定。現地ゲストに香川照之氏、東京のスタジオ解説は飯田覚士氏。