やってくれる雰囲気

　日本時間の14日に開催される世紀の頂上決戦。WBC世界スーパーバンタム級名誉王者の西岡利晃(帝拳)が10日、現地ロサンゼルスで公開練習を行った。会場となった「Fortune Gym」には米国をはじめ各国のメディア関係者が取材に訪れ、この試合の注目度の高さを物語っていた。

※スマホ版動画をアップしました。通常の携帯電話でも一部の機種ではご覧いただけます。

　多くのフラッシュがたかれる中、パンチングボールとリング上での撮影に応じた西岡は、各国のテレビクルーに囲まれると「ドネアがどうきてもいいように、対策を練って今日まで来ました。」と笑顔で答えた。

　公開練習に同伴した葛西裕一トレーナーは「減量で厳しくなってきているが、気候が良いので動きやすいようで、気持ちが乗ってきている。調子も上がってきているし、何かやってくれる雰囲気を持っている。楽しみにしていてください。」と日本のエースの調整が順調に進んでいることを明かした。

　日本が誇る「スピードキング」とフィリピンの雄「フラッシュ(閃光)」による頂上決戦まで、あと3日。

※西岡対ドネアは日本時間14日(日)午前11時からWOWOWが衛星生中継の予定。現地ゲストに香川照之氏、東京のスタジオ解説は飯田覚士氏。