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26日、さいたまスーパーアリーナで開催された"2010亀田祭り"。初めて亀田3兄弟が揃い踏み、次男・大毅はWBA世界フライ級王者として、同級13位・欧州同級王者のシルビオ・オルティアーヌ(スペイン・ルーマニア)を迎え打った。
試合は、王者・大毅が終始距離を掴み、手数こそ挑戦者を下回ったがクリーンヒットは許さず、逆にボディから右ストレート、左フックを合わせる有効打を奪い続け、ジャッジ2者の支持を受ける判定2-1(110-118,116-112,115-113)で2度目の王座防衛に成功した。
試合は、王者・大毅が終始距離を掴み、手数こそ挑戦者を下回ったがクリーンヒットは許さず、逆にボディから右ストレート、左フックを合わせる有効打を奪い続け、ジャッジ2者の支持を受ける判定2-1(110-118,116-112,115-113)で2度目の王座防衛に成功した。
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試合後の会見で大毅は「内容は悪い。もっとパンチを効かしたかったが、(減量が影響して)後半は足も動かなかった」と試合を振り返った。
大毅の会見
今後については「フライではベストなコンディションで臨めない。それでも一年間、ベルトを守れて良かった。ベルトは返上…、これからみんなと話し合って決めます」と答え、王座返上をほのめかした。
オルティアーヌ会見
一方、敗れたオルティアーヌは「12ラウンドが終り勝てたと思ったが…、結果は受け止めている」と、言葉少なく会見を終えた。
和毅の会見
この日、亀田3兄弟の先陣を切った三男・和毅はノンタイトルのバンタム級10回戦を戦い、タイ国同級10位・ピチットチャイ・ツインジムから4度のダウンを奪い、ファンにその強さを見せつけた。会見で和毅は「結果に満足はしていないが、良い形で勝てて良かった。来年はチャンスがあれば世界タイトルに挑みたい」と語った。
和毅と大毅
現在WBCユース王者、そしてWBC世界バンタム級10位、WBA世界同級11位に名を連ねる和毅。大毅の王座返上は未定だが、2011年、亀田3兄弟の世界同時制覇も決して夢ではない。