ヒストリー5

同期に先を越され、僕もなんとか、プロテストに合格してデビュー戦ができるようになったのは19歳のときでした。

少しづつ自分のボクシング自信が持てる様になり同期の能登さん、熊谷のようにすっきりKO勝ちできると思い込んでいました。(能登さんは判定でしたが…)が、ふたを開けたら、なんて事は無い。しょーもない試合をしました。

1ラウンド僕のパンチで相手はガクガク。「よし。即KOだ。」と、力みまくる僕は倒す事が出来ず、体力を使い果たし、グダグダの判定…。

かろうじて勝利する事は出来たが、トレーナ達の不満大爆発で試合の次の日に2戦目の詳細が決められていました。

今考えると本当に幸せな話です。そうやって、叩き上げてもらって感謝しています。

それと当時、幸せだった事はジムに同期のライバルがいっぱいいてくれた事です。能登さんはじめ、熊谷、吉満さん、高田さん、宮崎さん。本当に切磋琢磨しながら、互いを磨き合っていました。そのくらいから、僕を見てくれているチーフトレーナーも僕の他と変わったボクシングスタイルを認めて互いに研究してくれる様になりました。

本当にボクシングが生活の主体になり始めた時期でした。

そうなると、最初の目標が見えてきますよね。

そうです。

新人王!

次回は新人王の話をさせていただきます。

次回に続く。

コメント / トラックバック2件

  1. ガルシア より:

    はじめまして。そろそろタイトルをゲットして下さい!

  2. nagase より:

    ガルシアさん>ありがとうございます。そのつもりでがんばります!