[特集]インタビュー
2007.6.29

東日本ボクシング協会 会長
大橋 秀行



東日本ボクシング協会会長
就任インタビュー.1

□東日本ボクシング協会会長就任おめでとうございます。まずは、新しい大橋体制の特色を教えて下さい。
大橋「過去の東日本ボクシング協会の理事会と比較し、日本ボクシング史上平均年齢最年少の理事会です。若い人材を登用し、新しい風をボクシング界に吹き込みます。それと同時にボクシング界の先人、先輩方に感謝の気持ちを忘れない理事会ですね。」
□これからの東日本ボクシング協会の方向性は?
大橋「会長選挙の時に挙げたマニフェストは、既に幾つか実現しました。(プロテスト年齢のアップなど)7月1日よりプロ化が決定した女子プロボクシングを盛り上げていく事も大切ですが、ボクシング界の底辺を拡大していく事が最重要課題です。キッズ、女性、シニア。この世代を拡大獲得していく事が、これからのボクシング界にとって必要なんです。」
□キッズ、女性、シニア、どの様な教え方をお考えですか。
大橋「試合やスパーリングをするのではなくて、シャドーやミット打ち検定を行い、そのレベルで級を認定していく。協会で検定試験を制作し、協会認定何級とライセンスを発行するんです。」
□空手や柔道、剣道などの教え方やスタイルは参考になりますね。
大橋「他のスポーツの良い部分をどんどん取り入れる。ボクシングは本来、世界的で組織力のしっかりしたスポーツです。他のスポーツの良い部分を取り入れる事で、より一層ボクシングの素晴らしさを伝えて行く事が出来るはずです。」
□まさに底辺拡大に繋がりますね。
大橋「キッズ、女性、壮年の底辺が拡大する事で、日本中全てのジムに練習生を増やす事も可能なんです。そうする事で、ジム運営も安定し、自然とプロ選手も増えて行くと思うんですね。チャンピオンが育たないとジム運営もままならないのでは駄目なんです。これからは、底辺を拡大させつつプロボクサーを育てる環境作りが必要なんですよ。それが、ジム運営の安定に繋がって行くんです。東日本加盟ジムの運営を安定させる事が一番の目標ですね。」
□新しい試みがこれからどんどん実行されて行きますね。
大橋「もう1つ、ボクシング協会で勉強会を開催したいんですよ。ジム運営に関するコンサルティングを講師の先生を招いて勉強会を行いたいんですね。練習生の集め方として、空手道場などでコンサルティングを行っている先生で、沢山のアイディアを持っている方なので、是非、各ジムの会長達に勉強会に参加して頂きたいです。」
□やはりボクシング界全体が活性化しないといけませんね。
大橋「例えばですが大橋ジムだけが潤っていても駄目なんです。人によっては、自分のジムだけ儲かれば良いって考えの方もいるかも知れません。それでは駄目なんです。全国規模でボクシング人口を増やして行かなければ、これからのボクシング界の発展は望めないじゃないですか。私自身、色んな資料を集めたり、勉強会に参加して学んでいる途中です。」 
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