[特集]インタビュー
2008.4.4

小堀祐介(角海老宝石)


ネイチャーボーイ
小堀佑介世界へ!!.2
 念願の世界タイトルマッチが決定した小堀佑介。実は裏話。インタビュー当日の4月1日は、小堀選手に"日本タイトル返上の理由"と"世界への想い"この2つを聞こうと思っていた。が、我々が事前入手していた情報ではあまり前向きな話は聞けそうにない。聞くだけ聞いてみようが我々の思いだった。ところが、待ち合わせに現れた小堀選手の顔には満面の笑み。妙にテンションが高い。「いつもの小堀じゃない!?」そう思った我々に開口一番「今朝、世界戦が決まりました」の報せ!小堀選手が世界戦を熱望していることは周知の通り。それだけに我々が受けた本人からの第一報の報せは、驚きと喜びが入り混じったものだった。
 現在、日本人の世界チャンピオンは新井田豊、内藤大助、坂田建史、長谷川穂積と軽量級が中心である。だが中重量級の世界の壁は軽量級とは比較にならないと言われている。選手層の厚さが違うからだ。その中でも、取分け世界での競争が厳しいとされているのがライト~ミドルクラスだ。このクラスを「バケモノの世界」と表現する人もいる。その世界で「チャンスがあるならライトでもスーパーライトでもやります」と言い切った小堀選手には敬服する。彼に恐れはない。ボクシングを仕事とするならば怖気ついてどうする。彼は最高の舞台で自分の力を試したいのだ。夢にまで見た世界の大舞台。"ネイチャーボーイ"の拳がまもなく世界で爆発する。
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