[特集]インタビュー
2008.6.18

清田祐三(F赤羽)


ボクシングは俺そのもの
 清田祐三、フラッシュ赤羽ジム所属。2002年11月にプロデビュー。翌年にはミドル級東日本新人王を獲得。東西新人王対決では現日本王者・江口啓二(姫路木下)に3-0の判定で勝利し、僅か6戦目で全日本新人王に輝く。その後も連勝街道を歩み、日本ランク3位まで登り詰めるが、05年、氏家福太郎(新日本木村)に判定の末初黒星を喫し、無敗連勝記録が10(8KO)でストップ。清田は試練の時を迎える事になる。06年、復帰戦の保住直孝(ヨネクラ)戦では初の引き分け、同年暮れの鈴木典史(ピストン堀口)戦では判定負けを喫した。
 そして2008年、プロ入り6年目を向かえた清田は転機を迎える。従来のミドル級から1階級上げ、スーパーミドル級をターゲットへ。しかし、標的とした東洋太平洋スーパーミドル級正規王者・ウェイン・パーカーJr(豪)が、タイトルマッチ20日前に指の骨折を理由に出場不能に。急遽選ばれた同級7位のズルフィカル・アリ(フィジー)と暫定王座決定戦を戦う事となった。
 アリのデータが乏しい事もあり、清田は慎重に試合を進め、アリの強打を封じた。試合は7R終了後、アリが左拳の骨折を訴え棄権。清田は念願のタイトルを獲得した。
 タイトル獲得後、一ヶ月経った清田に今の心境とこれからの目標を聞いた。

□暫定王者となった現在の心境は?
清田「素直に嬉しい。応援してくれた方に喜んでもらえた事が一番です」

□相手の棄権と意外な結末でしたが、結果については?
清田「唯一見たアリの戦いと実際違っていたのであせりましたが、突破口が見えていた所だったのでその点は残念です」
□階級を上げたことへの不安は?
清田「ありません。いつも(ミドル級)は最後の3~4kgが辛かったんで、今回は調子が良かったです」
□アリの印象は?
清田「パンチ力がありました。サウスポーということもあって、正直やり辛らかった。距離も予想以上に遠かったです」
□タイトルを取って何か変化は?
清田「自転車の買いました(笑)」

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