[特集]インタビュー
2008.9.


□東日本ボクシング協会が企画している事業があれば教えて下さい。
北澤「協会として、各ジムのプロでは無く、練習生を対象とした検定試験の実施です。年齢・性別を問わず、空手の型じゃないですが、シャドーボクシングやミット打ちで段階により級を設定し、カードを発行するんです。各ジムで検定試験を行ったり、出来れば年に数回でも後楽園ホールのリングで検定試験を行えれば良いですね。級によっては特典として、協会主催興行の入場割引きもしてあげてね。キッズもそうですが、ボクシング人口の底辺拡大が重要ですから。任期中にしっかりと確立して行きます。」

□最後に、北澤事務局長にとってボクシングとは?
北澤「う~ん。ボクシングとは!?現役の時は、スリルと開放感でしたね。私は16歳で練習生として花形ジムに入会し、22歳で北澤ジムをオープンし、会長になったんです。当時は最年少会長で話題になったんですよ!!ボクシング界で人生の大半を過ごして来ていますから。ボクシングがまさに私の人生の全てです!!」

 事務局長と言う職務は、協会の裏方として日々東奔西走し、自身のジムで会長としての役目を削らなければならない程の激務であろう。大橋協会長の下、若いジム会長達が集まり、ボクシング界を支えてきた先輩会長達がバックアップする型で理事会は形成され、現在の東日本ボクシング協会は運営されている。北澤事務局長は若い理事とベテラン理事の意見を取りまとめ、協会の要となり、ボクシング界の人気回復の為、今日もフットワークを駆使している。

「ボクモバの目」
 北澤事務局長は日本Jrバンタム級王者に輝くも、網膜剥離で防衛戦を行う事なく、無念にも現役を退き、22歳と言う若さで北澤ジムをオープンさせた。38歳となった現在、自身のジムで会長として選手育成と、協会事務局長として、裏方の要としてその手腕を振るっている。若き事務局長が、若い世代の会長達をまとめ、これからのボクシング界をどう作りあげて行くのかに期待が掛かる。

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