[特集]インタビュー
2008.12.3

□若い選手を引っ張り、ボクシング界を盛り上げると話しましたが具体的には?
日高「やりたい事、実現させたい事は一杯あります。ボクシング界はある意味確立されていると思うんです。選手がボクシング興行を実施するって難しいんですかね?日高和彦プロデュースで、ボクシングファンに喜んでもらい、ボクサー達にチャンスを掴んでもらえるイベントや興行を開催したいですね。僕は今、東洋王者でV2を達成しましたし、ボクシングキャリア12年目になり、年齢的にも30歳を迎えました。そう言った部分を考慮しても、僕がボクサー達を引っ張り、発言をしても良いんじゃないかなと。もっと僕が率先し、色んなジムのボクサー達とコミニュケーションを取って、お互いのジムの垣根を越えた合同練習や、この前行った強羅の合同走り込み合宿なんかを行いたいですね。もっと僕がアクションを起こし、色んなボクサー達と合同合宿をね。王者達や日本ランカー達がジムの垣根を越えて行えば話題にもなるでしょうし。もっともっとボクシング界の底上げをしたいです」
□ボクシングファンにメッセージを!!
日高「まず今回、チーム強羅(日高・清田・沼田)が全勝した事が自信になりました。チーム強羅は、僕がボクシング界で色々やる事の出発点となった。東洋王者として、僕は来年もっともっと沢山動きます。チーム強羅のバージョンアップを目指します。強羅からグアム位にはバージョンアップしたいし、チームの人員拡大です。且つ、来年は個人・日高和彦として暴れ回ります!!どう暴れるかはヒ・ミ・ツ・・・です(笑)来年も日高和彦とチーム強羅に期待してください!!」

世界ランカーと戦い、世界での自分のレベルを確かめたいと言う日高。東洋王者として、その先の世界を当然見据えている。しかし、自身の現役生活の最終地点を日高は心の中に設定していると感じた。だからこその石田戦要求であり、若いボクサー達を引っ張りたいと考えたのだろう。東洋太平洋ウエルター級・Sウエルター級2階級制覇の実績と、現役東洋王者として、日高がボクシング界に発言する事には大きな意義が生まれてくる。日高がこれからどうボクシング界とボクサー達をリードして行くのか期待したい。
「ボクモバの目」
ボクサーが先頭に立ち、他のジムのボクサー達と合同練習や合宿を実施する事は、ボクサーにとって非常に有意義なことであろう。所属ジムが違えば、練習方法も考え方も異なって来る。また、良い意味でボクサー間で更なるライバル意識が生まれ、共に切磋琢磨する事であろう。日高が積極的にボクサー達とコミニュケーションを持つ事で、若いボクサー達にも大きな刺激になってもらいたい。
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