[特集]インタビュー
2008.7.23


東洋太平洋Sミドル級暫定王者・清田祐三(F赤羽)
□3王者で走り込みキャンプを行った感想は?
清田「もの凄い刺激になります!!階級が近く、体格が似ているだけに2人には負けられないって気持ちが一番です。このキャンプで、強羅の山道を走る事でスタミナアップはもちろん、精神力アップにつながりますね。本当、負けられないですよ」

□10月13日の王座統一戦(正規王者ウエイン・パーカーJr)に向けて意気込みを
清田「統一戦までに、僕はもっともっと強くなっています!!このキャンプで、ボクサーとしての底上げが出来るでしょうし、パーカーJrを確実に倒して勝ちます。試合当日はビシッ!!と倒して、僕が王座を統一して王者になります!!」


日本ウエルター級王者・沼田康司(トクホン真闘)
□今回のキャンプは刺激になっていますか?
沼田「2人とのキャンプは夢の様です。何で僕が一緒にキャンプに参加出来るのか信じられないです。この強羅キャンプでは負けるかって気持ち、負けず嫌いの気持ちに火が付きました!!こんなに自分を追い込んだのは始めてかも。あの強羅の坂道は信じられないです。このキャンプをスイッチにして、東京に戻っても走り続けます!!」

□9月9日の初防衛戦(対山口裕司)に向けて意気込みを
沼田「今回のキャンプがキツ過ぎて考えられない。今は身体が防衛戦の事を考えたくないっていってます(笑。ですが、防衛戦では僕は挑戦者だと思ってます。試合開始のゴングが鳴ったらやるだけです!!」

 今回の強羅キャンプは3王者にとって最高の刺激になったようだ。沼田が9月、清田が10月、日高が11月とそれぞれが防衛戦を控え、今回のキャンプで更なるレベルアップを計った。所属ジムの違う王者達の合同キャンプは、これからも是非実施してもらいたい。話題作りはプロとして必要不可欠な部分であるのだから。

[ボクモバの目]
 日本ボクシング界の重量級は今、熱い!!東洋タイトルに関してはウエルター級からライトヘビー級までの5階級を日本人ボクサーが保持している。これまで重量級においては日本人が世界タイトルを獲得するのは限りなく不可能と言われて来た。だが、東洋圏においては日本人ボクサーの躍進が目覚しい状況である。
 今回の強羅キャンプでは日本人重量級の可能性を垣間見た気がする。日高のワイルドながらキャリアに培ったボクシング、清田の重量級ながらスピード感溢れるボクシング、沼田のパワフルで破壊力抜群なボクシング。日本人重量級ボクサーが世界を席捲するその日はもうすぐかも知れない。

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