[特集]インタビュー
2008.7.8

インタビューの中で、「福地家は親父とおじさん達の一家4人がボクサー(父・健治氏は元日本ウエルター級王者として活躍)で、生まれた時からボクシングに接し、帝拳ジムが遊び場だった」と話してくれた。そんな福地氏がボクサーとなるのはしごく自然な事だったのだろう。そして現在、レフェリーとして試合を裁くその目は、自分の子供を見守るかの如くレフェリングをしている様に見える。
リングはボクサーが自身の存在を示す為、その拳に全てを賭けている。レフェリーとはボクサーに悔いを残さず、全てを出し切らせる存在であると福地氏のインタビューから感じた。
[ボクモバの目]
レフェリーは縁の下の力持ちである。決してボクサーより目立つ存在であってはならない。しかし、レフェリーの裁く能力が試合を面白くもするし、つまらなくもする。ブレイクやストップ等の声の大きさや、反則を注意する時のタイミングとレフェリーによって千差万別である。これからボクシングを観戦する時、レフェリーの動きに少し注目して見ると、試合の違った面白さを発見できるかもしれない。
(財)日本ボクシングコミッション
レフェリー福地 勇治
1960年5月1日生 48歳
JBC,OPBF,WBCレフェリーライセンスを所持
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